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『異世界アンチノミー ――翼神の箱庭――』  作者: めざしと豚汁


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15.あっけない投了

俺は歩きながら考える。

絞殺魔を処刑してしまったが、残りの連中から何か聞き出せるだろうか――と街に戻る案を検討した。

だが、どう考えても自暴自棄の“魔王ルート”に突入しそうなので却下した。


そして出した答えは、


「食料が尽きるまで逃げてみる」


という、どうしようもない無策だった。


---


それから三日間、街道を避けつつ王都から離れる方角へ進み、手持ちの食料が尽きた。

ただの集落なら……と村人と接触したが、ここにも兵士殺しの手配書が回っており、

俺はしこたま殴られた上で捕縛された。


その後村外れの木に縛り付けられ、二日間、水だけで放置されて意識が朦朧とする中、

馬車が集落に着いたのが見えた。


とうとう“お迎え”の馬車が来たようだ。


やがて、こちらに一人の男が近づいてくるのが見えた。

消し飛ばしたところで、どうせ次から次に追っ手がかかるだけだろう――

あまりにあっけない逃避行の終わりに、俺はうなだれ、連行を静かに待つことしかできなかった。


---


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