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王子になった俺と姫になったあいつ  作者: リュウ
第3章 さらに混乱する学園生活

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3-12 sideルイス(ハヤト)

レイズとアンリエッタがお互いをマユとリオだと確認できて、ホントに良かった。

あとは、ハリエットがユウヤなのかを確認するだけだ。

…まぁ、ルードのことはとりあえず置いといて。

と、そこまで考えて、俺はふと気づいた。

レイズはマユだってことをアンリエッタに明かしたけど、俺がハヤトだってことは明かしてないんじゃないのか?

なので俺は寮の自分の部屋にレイズを呼び出して尋ねてみることにした。

「何?また何か悩みごと~?」

と呑気に言うレイズに、俺は

「なぁ、俺がハヤトだってこと、アンリエッタには言ってないのか?」

と聞いてみた。

するとレイズはちょっと真面目な顔をして答えた。

「ルイスがハヤトだっていうのは、ルイス自身がアンリエッタに言うべきなんじゃないかって思ったから、私からは言ってないよ」

「…そういうもんなのか…」

ふと俺は、大事なことを思い出した。

ゴードンがニシダ先生で、先生にはレイズがマユだってバラしちゃったんだった…


俺はかなり気まずくなって、レイズに小声で言った。

「…すまん、ゴードンに”レイズはマユだ”って言っちまった…」

するとレイズは

「へ?!なんで私がマユだってこと、ゴードンに…?」

と、訳が分からないといった顔でそう言った。

そして何か思いついたように

「もしかして、ゴードンも転生者だったの?!」

と、そう尋ねてきた。

なので俺がうなずいて

「あぁ…ゴードンはニシダ先生だったんだよ」

と言ったら、レイズは叫んだ。

「うっそぉぉぉ?!マジ?マジで?!」


「…声がでかい」

とレイズに言うとレイズは

「ごめ…っ!でもでも、そんな大事なこと…」

と言いつのってきた。

「マジで悪ぃ…色々ありすぎて忘れてたんだよ…」

俺が謝るとレイズは

「うん…まぁ色々ありすぎたよね…」

と渋い顔をして同意を示してくれた。

なので俺はレイズに真面目に謝ることにした。

「ホントにすまなかった…レイズ的には、レイズがマユだって明かすのはレイズの口から…って考えなんだろ?勝手にバラして悪かったよ…」

するとレイズは大きく目を見開いて、そして笑った。

「いいよもう…済んだことは仕方ないよ…許す!」

こいつ、いい奴だな…


「でもゴードンは、私に対して前世のこと言ってきたりしてないよ?」

とレイズが言うので、俺は

「多分だけど、俺がレイズはマユだって明かしたこと、マユは知らないんじゃないかって、ゴードンはそう思ったんじゃないかな。だからゴードンは、レイズ自身が話してくれるまで黙ってることにしたのかもしれない」

と、俺なりの考えを伝えた。

するとレイズは

「そんな感じがする。やっぱり先生はちゃんとわかってるよね~、誰かさんと違ってさ~」

と言って笑った。

…こいつ、やっぱり根に持ってる…

俺がそう思っていると、レイズは言った。

「じゃあ早速ゴードンに…先生に報告しなきゃね!」

にかっと笑ってレイズは、ゴードンの部屋へと向かった。

…なんかもう、前世同窓会のノリだな…

 

やっぱりマユは男前な性格だな…と思いますw

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