表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王子になった俺と姫になったあいつ  作者: リュウ
第3章 さらに混乱する学園生活

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/142

3-9 sideレイズ(マユ)

「なぁ…ちょっと妙なことになってんだけど」

いつもの私たちの小部屋で、ルイスが私に向かっていきなりそう言ってきた。

「何?妙なことって」

と聞き返すと、ルイスは

「なんつーか、ルードが俺の恋人になりたい的なこと言ってきたんだよな」

と、困ったような顔をして言った。

「えぇ?!何それマジで?!」

と食いついた私に、ルイスは

「…お前はそう言うだろうと思ってたよ…」

と呆れたように言った。

なので私は、

「いやまぁ私もさ、ルード自身からそれっぽいことは聞いたんだけど」

と明かした。

「あー…そうだったのか…」

と、ルイスは力なくため息をつきながらそう言った。

なので私はルイスに尋ねてみた。

「ねぇ、ルイスはさ、ルードとそーゆー関係になるのはイヤ?」

「はぁ?!」

とルイスは目を見開いて声を上げた。


「だってさ、ルイス…ハヤトって元々ゲイじゃん?」

と私が言うと、

「あぁ…まあそうだけどな…」

と、ルイスはちょっと眉をひそめて答えた。

「ハリエットがユウヤかもって思ってても、ハリエットは女の子だから、先々うまくいかなくなるかもって不安なんでしょ?」

私の言葉に、ルイスはうっと言って辛そうな顔をした。

「だったら、ルードとそーゆー仲になって色んな欲求を満たしてもらってもいいんじゃないの?」

と私が言うと、ルイスは

「お前な…俺をどういう目で見てるんだよ…」

と、ちょっと怒ったような口調で言った。

なので私は

「ゲイってさ、ほら…前世でハッテン場とかあったじゃない?そういう出会いの場で出会った人とその日のうちに…っていうのも普通なんでしょ?」

と聞いてみた。

するとルイスは

「確かに、好きな相手とかがいなけりゃそういうのもアリだろうけど、俺はやっぱり、女に転生しててもユウヤのことが好きなんだよ…」

と、薄い紫色の瞳を伏せてそう言った。


…純愛だ。

ハヤトはユウヤのこと、本気で愛してるんだ。

ユウヤが女の子に生まれ変わってて、そのせいで体の関係までは持てないかもって思ってても、それでもハヤトはユウヤのことが好きなんだ。

私は、ルイスに対してすごく申し訳なくなった。

「ごめん…ゲイだからどうとかじゃないんだね…ハヤトはユウヤをホントに大切に思い続けてるのに…無神経なこと言って、ゴメン…」

心から謝ると、ルイスは眉を下げてふっと笑って

「いいよ…俺もハリエットとの将来とか、ちょっと先走って悩みすぎてた」

と言った。

そして

「それより!お前、アンリエッタ…リオに自分がマユだって言ったんだな?」

と、じろっと私を見てそう言ってきた。


「ごめん!まだ言ってなかった!」

私が謝ると、ルイスは笑った。

「良かったな、リオとお互い確認できて」

「うん、二人で将来のこともちゃんと話し合ったよ」

と私が言うと、ルイスはちょっと意外そうな顔をした。

「将来っていうと…結婚した後のことまで話し合ったのか?」

「うん!私たちは跡継ぎとか作らなくていいから、一生仲良しな夫婦になって萌え妄想を語り合って幸せに暮らすことにしたんだよ!」

そう言うと、ルイスは目を見開いた後、声を立てて笑って言った。

「そうか、お前ららしいハッピーエンドってやつだな!」

なので私も笑って

「うん、そうだよ!」

とルイスに答えた。

 

まだルイスはハリエットに前世のことを話せません…もどかしいですが、まだもだもだしますw

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ