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雪星の獣  作者: 廻符
1/4

Prologue


 今から十二年前。

 地球は崩壊した。

 元から汚い星だった。昔は青と緑の綺麗な星だったそうだが、それも今や文献に残される予想の記録か、

老人どもの語る御伽噺になってしまった。

 地球人は、極寒の星『雪星(せっせい)』への移住を余儀なくされた。

移住先の雪星は空気はあるものの、周囲に目立った恒星がなく、常に雪の降り積もる、

宇宙という暗黒の中の小さな穴のような真っ白な星であった。

 この星には、地球で言う“年”中雪が積もっている。

 永遠に降り積もる雪は、ある一定の期間で、除雪される。

 「雪星の獣」

この星の全て10年に一度喰らう神獣の一種、と歴史書に記されている。

 雪星の獣は何もかも全て消し去る。雪も、建物も、人も。そこに息づいた文化も。

 以前の雪星の獣の「訪れ」の時は、人間兵器によって、雪星の獣を抑え込もうとし、

文明の半分以上を失い、人口の三分の二を失った。いや、そこまでに押し留めることができたのも奇跡と言えるだろう。

 そう、何も知らない連中からすれば奇跡なのだろう。

 その奇跡の意味(彼女の死)を知るのは、私しかいないのだ。


ーーーーこれは私の復讐の物語だ。


初投稿です。

下手くそですが是非読んでください。

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