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プロローグ

 2050年12月9日、突如としてそれは現れた。何事も無い平和で、平穏で、平凡なそんな日々は崩れ去る。地球の至る所に現れ、世界中に衝撃を与えた“門出現に人々は、興味を示す。各国の政府機関は国内の全ての“門”の調査に乗り出し、“門”の全容が明らかになっていく。扉の中には、未知の世界が広がり、未知の物質、未知の生物が存在することが明らかになった。


 その一方で、“覚醒者”という存在も現れ始めた。彼らは、常人の域を超えた身体能力を持ち、魔法や異能の力を操る。生まれたばかりの赤子から年老いた老人まで、段々と覚醒する者は増えていった。


 “門”の調査は進み、“門”の中の世界は、“ダンジョン”、“門”を“ダンジョンゲート”と呼ばれるようになり、覚醒者たちはダンジョンに身を投じそこでダンジョンの“モンスター”と戦い、その爪、牙、鱗、臓器などの素材を売り、収入を得た。


 それに伴い政府と民間企業が手を組み、ギルドや冒険者協会、育成機関が設立された。


 このようにめざましいダンジョン産業の進歩により、新たな時代が幕を開けた。


 そしてダンジョンが現れてから、10年後。


 その男はとても困惑していた。目を覚ましてみれば知らぬところにいて、それも薄暗い路地のような場所で段ボールといっしょにゴミ箱に押し込められていて最初は夢かと思った。


 そんな彼、“神永織也(かみながしきや)”の物語

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