狂楽
叫んでいる心臓の鼓動
命の危険を感じるのに
どうしても欲しくて堪らない
危険が増せば増すほどに
魅力はより、色を濃くする
もはや、理性の枠を越え
いかれた宗教の信者のよう
もっと もっとと、懇願する
境界線ギリギリは
命と快楽の綱渡り
赤暗い部屋の中
頬に伝わる冷たいナイフ
髪と髪との隙間から
少し笑った赫い眼が
ワイン片手に僕を見下す
いよいよ、その時が来て
聴覚が異常に鋭くなる
今ある危険な幸福を
目に焼き付けて
消えないように
目を閉じる
叫んでいる心臓の鼓動
命の危険を感じるのに
どうしても欲しくて堪らない
危険が増せば増すほどに
魅力はより、色を濃くする
もはや、理性の枠を越え
いかれた宗教の信者のよう
もっと もっとと、懇願する
境界線ギリギリは
命と快楽の綱渡り
赤暗い部屋の中
頬に伝わる冷たいナイフ
髪と髪との隙間から
少し笑った赫い眼が
ワイン片手に僕を見下す
いよいよ、その時が来て
聴覚が異常に鋭くなる
今ある危険な幸福を
目に焼き付けて
消えないように
目を閉じる
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