召喚女神シルビアの苦悩 ~業務改善で皆にハッピーエンドを~
お読み頂きありがとうございます。
今回の作品は、視点を切り替えながら物語が進行していく形にしてみました。タイトルに業務改善の文字が入っていますが、私としてもちょっと何かにトライしてみたかったのでこのようにしてみました。
Side シルビア
「うあぁ!またこの時期がきちゃったよ!」
天界にとある女神の嘆きが響き渡る。
イーステリア大陸では、おおよそ百年周期で魔王と呼ばれる魔物が発生する。魔王は魔物を呼び、魔王の魔力に触れた魔物は触れた期間が長い程強くなる。やがて魔王の軍団は生活に適した場所を求めて移動し、そして人間の生活圏とぶつかり、奪いあいが始まる。
魔王となる魔物は種族が決まっている訳ではない。ドラゴンの時もあれば、ゴブリンの時もある。ただ、共通しているのは、頭が良い、身体能力が圧倒的に高い、強力な固有魔法を使うなどがあるが、特筆すべきはどんな魔物も服従させるカリスマであろう。例えばゴブリンの魔王に、フェンリルやベヒーモスといった伝説級の魔物が傅くのも珍しいことではない。魔王とはそういう存在である。
そして、魔王が発生すれば、その対になる存在として勇者が召喚される。正しくは勇者を召喚するよう、人族に対して女神から神託が下される、のだが……
天界で、召喚女神シルビアは頭を抱えていた。シルビアは神の中では若手で、召喚神になって今回で四回目の勇者召喚となる。一回目はサムライのシンノスケ、二回目はニンキョウのリョウジ、いずれも癖はあったが人格者で、亡くなった際には国葬にされ国中の人々が嘆き悲しんだ。しかし三回目の前回、地球の召喚神が神事異動で交代しているのに気付かず、また前二回の成功から油断して、よく調査もせず召喚者を承認したことで悲劇が起こる。ヤツ(名前を思い出したくもない)は確かに過去最強の勇者だった。最凶と恐れられたドラコンの魔王を激闘の末に打ち取った時には感動さえしたものだ。しかし魔王の脅威が去った後が地獄の始まりだった。過去最強の勇者は、過去最低な人格だったのだ。魔王討伐中は周囲から見えない様にパーティの聖女や弓姫、支援部隊の女性隊員をもてあそんでいたが、討伐後に本性を現したヤツは各地で見境なく目についた女性を手籠めにし、シンノスケ、リョウジ達、過去の勇者が築いた名声を、魔王と同格まで落とした。シルビアは他の神々に土下座して応援をもらい、三年がかりで事態を終息させた。因みにヤツは性病で死んでもらった。前世の戦で死ぬ少し前に祝言を挙げたシズカを想い、生涯独身だったシンノスケ、魔獣に襲われた村で生き残った孤児の猫獣人の少女ミミを養女、後に押しきられてオカミサンにして生涯を共にしたリョウジ、この二人との落差は今思い出しても眩暈がする。そして四回目である。魔王復活の兆しは出ており、そろそろ地球神に勇者候補選定依頼を出さないといけない時期ではあるが、地球の召喚窓口はヤツの時と同じなので悪夢の再来のイメージが頭を過る。煮詰まったシルビアは、現実逃避すべく親友である気象女神ウエザを訪ねた。
ウエザの執務室でしばらくお茶とお菓子をつまみつつダベっていたシルビアだったが、親友の何気ない一言にひらめきを得た。
「最近さ、ウエステリアの方は異常気象が多発してんのよ。あたしとしても何とかしてあげたいんだけど、過度に干渉するのは禁止されてるからね。」
「ウエザ!あんた今いいこと言った!そうよ、ウエステリアよ。わざわざ地球から召喚することなんてないじゃない!ウエステリアからなら創造神様の決済だけで済むから手続き簡単だし、時空神様に頼めば数年前程度なら過去に遡って召喚もできるから人選の幅も広い。召喚コストを下げた分、魔改z……付与するスキルを強力にできるし、何より自分で見てスカウトできるから人格に問題のあるヤツは排除できる。何で今まで気づかなかったんだろ。早速資料まとめて創造神様にプレゼンしなきゃ。ウエザ、今度スイーツ食べ放題おごるわ!じゃね!」
シルビアは一方的にまくしたてると、何が起こったか理解できないウエザを放置して自分のデスクへ帰って行った。
この世界テリアには二つの大陸が存在する。一つは先に出てきたイーステリア、そしてもう一つがウエステリアである。この二つの大陸は大洋を挟んで存在しているが、荒れ狂う海や凶暴な海獣により、船で冒険に出ても帰って来ないか途中で引き返すかで、未だにお互いにその存在を知らない。またイーステリアの住民は小さな子供でも生活魔法を使えるが、ウエステリアには魔素が極端に薄く魔法を使えるものはいない為、地球の中世似た発展をしている。なぜこのようになっているかと言えば、もはや遺跡さえ残っていないが前文明時代の世界大戦といわれる戦争で使用された大量破壊兵器により、この世界の魔素の流れが狂いイーステリア側に魔力が集まるようになったためだ。実はこれが魔素の澱みを作り魔王の誕生へとつながっている。また、ウエステリアには魔素が極端に薄いため、普通の獣のみで魔獣は存在していない。
Side ???
ここはどこなのでしょう。何も見えない、何も聞こえない、声も出せない。何も感じることのできない場所になんでいるのかも分からず戸惑っていると、頭?の中に誰かの声が響きました。
「お疲れ様。今の君の状態を簡単に説明するけど、君は彼をかばって死に、ここに来たんだよ。憶えているよね。君のかばった彼は、結局死んじゃうんだけど、この後別の世界に召喚されて勇者となり、魔王と戦わなければならない。」そんな、彼は死んだ後にも戦い続けなければならないなんて……
「で、相談なんだけど、彼と同じ世界に転生して彼をサポートしてやってくれないかな。現地の死にかけてる子に転生させるから見た目が変わるし、事情があって転生後も彼に出会うまで色々苦労をしなければならない。また君が転生したことを彼は知らないから再び結ばれる保証はない。でも彼に出会って、傍に居られる事だけは運命神様にお願いしているから、それは約束できる。どうかな。この転生の話、受けてもらえないかな。あ、もちろんこのまま普通に死者として天国へ行くという選択肢もあるからね。」また彼の傍にいられるのなら訊かれるまでもありません。転生させてください、お願いします。
「ありがとう。本当は君も彼と同じように、前世の姿で転生させてあげられれば良かったんだけど、出来なくてごめんね。彼の事、お願いね。では良き運命の旅を。」
Side テオ
「テオ君、君は一度死んだんだけど、別の世界に勇者として召喚され、魔王と戦ってもらおうと思ってここに呼びました。ここに来る前のことは憶えていますか?」
目の前にいるシルビアと名乗った召喚神様から問われて考えます。名前はテオ。十九歳で、ヒロの村で先祖からの土地を耕しつつ自警団の仕事をしていました。ここに来る前は、そう自警団の仕事で門番をしていて……そうだ!盗賊の襲撃を受けて、深手を負って動けなくなって、目の前の盗賊がとどめを刺そうと剣を振りかぶって……
「そうだ!ナターシャ!差し入れを持って来てくれたナターシャが俺と盗賊の間に割って入って俺をかばって斬られたんだ!ナターシャ、ナターシャはどこにいる!」
俺は周りを見渡しますが女神以外は誰もいません。
「ナターシャちゃんというと、君をかばって死んだ君の婚約者だったよね。残念だけど彼女はここにはいない。」シルビア様の言葉を聞き、目の前が真っ暗になりました。
「だったらなぜ俺をあのまま死なせてくれなかったんですか!何でナターシャのいない世界で生きて行かなきゃならないんですか!」
思い出したくない、なのに勝手に脳内で再生される彼女の最期の姿。「……テ……オ……」か細く消えそうな声で呼んだ俺の名前を、薄れていく意識の中ではっきり聞いた。目はかすんで見えにくいけど、ナターシャが真っ赤に染まるのが判った。ナターシャに呼びかけようとしたけど声も出ず、そのまま俺の意識は闇に沈んだ。
「お願いです。もうこのまま死なせて下さい。」シルビア様にお願いしましたが、返事は意外なものでした。
「そっかー、残念だな。せっかく召喚コストが浮いた分使ってナターシャちゃんも向こうの世界に転生させたのに無駄になっちゃったか!」シルビア様はいたずらっぽい笑顔でそう言いました。
「待ってください、それどういう事なんですか!!」俺は女神様に詰め寄ります。
「君みたいに勇者召喚で肉体を持っていくのに比べると、魂だけを転生させるのは低コストで済むんだよ。今回は異世界からの召喚をやめて、テリア世界内での召喚に変えたから君が召喚時に得られるスキルを付与しても余分が出ることが分かったんだよね。だからその分を彼女の方に使ったというわけさ。転生だから別人になっちゃうけど魂が引き合うから分かるし、運命神様に依頼して必ず出会う様にはしてあげられる。ただし、誰に転生したかは教えてあげられない。それと君には彼女を転生させた事を一旦忘れてもらう。転生体は君の事を知らないけど、魂にはナターシャちゃんの記憶が封印されていて君の事を認識している。それが解放できるかは君の行動次第さ。どうだいテオ君。これが最終回答だ。勇者召喚、引き受けてくれないか。」
「やります!やらせて下さい!ナターシャと再会するためなら何でもやります!」俺、即答です。正直さっきの言葉の意味は理解できませんでしたが、召喚先でナターシャと再会できるなら問題はありません。
「決まりだね。じゃあ、勇者としての知識やスキルを付与するから、この服に着替えて向こうの寝台で待っててよ。」機敏な動きで新しい服に着替え、ダッシュで寝台まで移動して待っていると、シルビア様が言いました。
「ではその寝台に横になって……そう、それでいい。後は君が眠っている間にいろいろ魔改z……スキル付与とかするから次に目覚めたときはイーステリアのカントー王国、王都トキオにいる。その辺の知識も寝ている間に付与するから心配しなくていいよ。あと疑問があったらスキル《賢者》に訊いてみてよ。頭の中で呼びかければ禁忌以外の大抵の事は答えてくれるよ。じゃあ始めよう。良き運命の旅を。」
何やら不穏な単語が聞こえた様な気がしますが、シルビア様の声が聞こえなくなった途端、意識が途絶えました。
そしてトキオの王城、召喚の間で目覚めてから二年、一年間の訓練を経て、俺は魔王討伐の旅をしています。今、俺の周りには神託で選ばれたパーティの仲間、剣聖、弓姫、大魔導士、聖女がいます。いずれも美少女で、勇者のハーレムパーティと呼ぶ人もいるとか。確かに仲が良く連携もばっちりの勇者パーティですが、俺は死んだナターシャの事が思い出されて恋愛感情が全くわいてきません。また、少し後方には支援部隊の二十名程が旅のサポートをしてくれています。
そして俺の三歩後ろを付いてくる兎獣人の奴隷少女、従者のナナ。彼女は故郷の村の飢饉で奴隷商に売られ、店のある街まで行く途中に仮主人であった奴隷商が盗賊に襲われて盗賊の拠点に囚われていた所を救助しました。盗賊の盗伐後に誤って背中の奴隷紋に俺の血が付いた手で触ってしまったために主人登録魔法が起動し、ナナもそれを受け入れて奴隷契約が成立してしまいました。奴隷契約の解除をしようと言っても「テオ様の奴隷でいたい」と拒否され、また俺自身も他の人から感じる事のない、何か引っかかるものを感じる事から、俺の個人的な従者として旅に加わってもらっています。この位の我儘は勇者の特権で聞いてもらえる様です。まあ俺自身の能力は、過去最強(人格は最低)といわれた百年前の勇者以上の能力がある様で、スキル《賢者》のサポートもあってパーティにも支援部隊にも死傷者を出さずに旅を続けている事から、俺の決定に誰も文句を言えないという事もあるかも知れません。
そうして順調に旅を続けて来ましたが、魔王の棲む森の入口で事件が起こりました。
俺の後ろを歩くナナが突然転びました。起こしてあげようと抱き上げたところ青白い顔色ですごい熱を出していました。俺を心配させないように体調の悪いのを我慢していたようです。気づいてやれなかった申し訳なさに周囲への警戒が疎かになったわずかなスキをついて、影の中から忍び寄ってきた魔人が背後から斬りかかってきたのです。斬りかかって来る様が見えていたナナはどこにそんな力が残っていたのかと思うような強い力で俺の手を振りほどいて、俺をかばう様に魔人との間に入り込みました。わずかに遅れて魔人の気配を察知した俺はナナ抱き寄せると、スキル《見切り》により剣筋を読んで鎧の小手で受け流し、斬撃をかわしました。ナナを抱きかかえているので反撃出来ませんが問題ありません。奇襲に失敗した魔人は影に潜って逃走しようとしましたが俺には仲間がいます。弓姫が牽制して動きを止め、大魔導士が魔法で拘束し、剣聖が斬りかかって魔人を仕留めました。
ぐったりしているナナに聖女が回復魔法をかけると、顔色もよくなり熱も下がってナナが目を覚ましました。俺はナナを抱きしめて叫びました。
「ばかやろう!俺をかばうとか、何でそんなことをしたんだ!死んじまったら何にもならないだろうがよ!おい、ナターシャ、俺の前からまたいなくなるつもりかよ!俺は絶対に許さないぞ!わかってるのか、ナターシャ!、ん?ナターシャ?あれ、ナナに何でナターシャって言った?」
思わず出た言葉でしたが、自分でも意味がわかりません。俺はナナの顔を見ると、ナナもこちらを見ていて目が合いました。その瞬間、天界でのシルビア様との会話を思い出し、ナナも別人のはずなのに懐かしい笑顔で笑いかけてくれました。
「テオが心から呼びかけてくれたおかげで私の封印が解けたよ。ありがとう。そして久しぶり、なのかな?」
俺はナナを抱きしめて、うれしさのあまり泣きわめいてしまいました。余談ですが、このエピソードは後に魔王討伐の旅が演劇化された際に脚色された上でクライマックスシーンとして使われ、観客に感動を、俺とナナにいたたまれない程の羞恥を与えることになります。
Side 剣聖
どーも!剣聖でっす!てか、この作者ひどいよね。勇者パーティーのメンバーなのに名前もないとかさ。まあ聖女達と違って出番があるだけましなのかも知れないけど。
さて、魔王討伐の旅ですが、実はこの後大した山場もなく終わりを告げます。最愛の少女を得た最強の勇者様に怖いものなどありません。とっとと討伐を終わらせて甘い生活に浸るべく、ハイテンション勇者様は「ヒャッハー!」と悪役のような叫び声をあげながら単騎突撃で森の魔物を殲滅し、不死鳥の魔王を瞬殺して王都へと帰還します。
不死鳥の魔王が現れた時は激闘になる覚悟をしたよ。一瞬のにらみ合いの後、勇者様が「お前が魔王か?」と問いかけて、
「そうだ。我こそは「よし魔王だ!ナナ!喜べ!こいつを討伐すれば王都に帰れるぞ!」魔王の名乗りを無視して勇者様が叫んだ次の瞬間には魔王が細切れになってんだもん。体をバラバラに斬られて再構築も出来ずに崩れ落ちる魔王はこっちを睨んで目で語ってたよ。「せめて名乗り位させろ」って。不死鳥って死なない鳥と書くのに笑うしかないよね。はっきり言ってあたしにとっての魔王討伐の旅は森に入る所まででした。こんな盛り上がらない事をやってるから、例のシーンがクライマックスになっちゃうんだよ、勇者様。
そういえば私が裸を見られた時(テオ本人も知らない隠れスキル《ラッキースケベ》によるもの)、見られたあたし以上に激怒したナナちゃんに土下座させられて涙目でプルプルしていた姿は、ドラゴンを前に余裕の笑みを浮かべていた人と同一人物とは思えなかったよ。あの姿見たら申し訳なくなって、後で裸見せちゃってごめんなさいって勇者様に謝ったよ。字面だけ見たら意味わかんないんだけど、この話したら聖女達は納得してくれた。きっと同じような経験をしているんだね。しかし勇者様にとってのラスボスはナナちゃんだろうと思っていたけど、前世の婚約者とは思わなかったな。今度こそ幸せになって欲しいよね。
王都での記念行事の後、各地に残る魔王の残党を駆逐して、勇者パーティは解散となります。故郷に帰ったらあたしも幼馴染の彼と結婚します。教会で前の勇者様は女癖が悪かったと聞いた時から実際にテオ様に会うまでは、あたしも傷物にされるかもしれないと思って毎日のように泣いていたから、勇者がテオ様で本当によかったと思う。さあ、もう少しだ。頑張ろう。
Side テオ
勇者パーティーが解散となり、皆はそれぞれの場所に帰って行きました。召喚された俺は帰る場所がないので、もらった報償金でナナと二人で王都に住み、冒険者ギルド本部で、本部直属冒険者として高難易度依頼を受けたり冒険者を支援する業務を行っています。王城務めや騎士団への推薦もあったんだけど、堅苦しいのは、ね。
ナナは奴隷から解放し、その日の内に俺の妻にジョブチェンジしました。普段はテオ様って呼ぶのに、時々絶妙なタイミングでナターシャ風テオの呼び捨てが入るから可愛くて仕方がないです。所構わずいちゃらぶしてたら、最近では王都名物に指定されて、わざわざ見に来る人がいるとかいないとか。前世の分まで二人で幸せになりますよ!シルビア様、本当にありがとうございました。特別に作ってもらって家に奉ってある小さな召喚神像に、今日も二人で感謝の祈りを捧げます。
Side シルビア
天界に、ある女神の笑い声が響いていた。言わずと知れたシルビアだった。
「テオ君、完璧だよ。任務は無事完了。勇者は女癖が悪いという評価も覆す事が出来た。ナターシャちゃんの転生があったからコストダウンは出来なかったけど、業務改善は創造神様に高く評価してもらえた。君達からの祈りも届いているよ。私は一般的な事の神じゃないから、祈ってくれる人が少ないんだよね。本当に嬉しいよ。それにあの演劇は最高だね!魔王の捨て身の一撃から勇者を守るため、我が身を盾にして死んだ従者の少女が、皆の祈りに応えた生命神様の奇跡で生き返り、同時に封印されていた元の世界の婚約者の記憶が甦るクライマックスシーン。あれのおかげで生命神様の神殿に祈りを捧げる人が増えたって、生命神様に感謝の言葉を頂いちゃったよ。君達がいちゃらぶしてるおかげで、恋愛神様の神殿も賑わっているらしいし、本当に良いことずくめだね。しかし、ナターシャちゃんの転生の事を一旦忘れてもらって正解だったよ。知ってたら魔王討伐よりナターシャちゃんを探すのが目的になってたのは間違いないと思う。さてと、ウエザとの待ち合わせの場所に行かなきゃいけない時間だ。さあ、スイーツ食べまくるぞ!」
終わり
お読み頂きありがとうございました!
もし少しでも見るべき部分があると思われましたら、感想、ポイント評価頂けるとありがたいです。もちろんこれでは読みにくいといった苦情でも今後の参考にさせて頂きますので宜しくお願いいたします。