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掌編小説集1 (1話~50話)

説得力

作者: 蹴沢缶九郎

高層ビルの屋上。人生に悲観した女が、これから飛び降りようとしている。


そこへ男が現れ言った。


「早まるな!!バカな事はよすんだ!!」


「ほっといてよ!!どうせこんなブスな私の事なんか誰も興味ないんだわ!!」


「…。」


女は続ける。


「高飛車だし、周りの人間は軽く見下してるし、ブランド品を買い漁りホストにはまって借金はあるし…。」


事実、女の言っている事は全てその通りだった。


「だからって私が何かした?そんなに悪い事した?付き合うなら男前の金持ちが良いの!!不細工な貧乏は嫌!!」


「…確かに君はブスだし、僕なら絶対に君とは付き合わないけど、生きていれば良い事もある!!」


女はビルから飛び降りた。

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