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日記

作者:ひさみち
作家を夢見て執筆活動を続ける東海林淳、何ら成果のないままに大学卒業から数年の月日が過ぎていた。

気がつけば同棲中で大学時代から付き合っている優に養われるヒモとなっていた。すっかり気力もなくしだらだらと過ごす日々、そして社会人として地に足の着いた優に劣等感を抱く有り様だった。

そんなある日、高校時代からの親友唐沢の頼みで三木本と竹淵に出会う。偶然名前が同じ『淳』であったことから三木本に関心を示すようになる。
話をするうちに、趣味や価値観に共通点が多いことを知り、お互いに惹かれ始めていった。

自分も地に足をつけていかなければと考えるようになった淳は、アルバイトを始めるなど少しずつだが前向きになっていく。
そして、優と別れて三木本に告白をしようとしていたとある夜のこと、優は買い物に行くと部屋を出るとそのまま帰ることはなかった。
違和感を感じ翌日に会社に電話をすると、彼女は前日の夜に交通事故を起こして亡くなったと聞かされる。
ショックを受けつつも、別れようと考えていたこともあり深くは悲しむことも出来ず、出来ればこのまま何事もなかったように三木本との関係を初めたいと考えていた。
優の荷物をまとめ、彼女の家にそれを送ってから二週間が過ぎたある日、淳の元に彼女の母親が訪ねてくる。

そして、とにかくこれを読んで欲しいと手渡されたのは優が生前書いていた日記であった。
怠惰と契機
2015/03/10 02:28
日記
2015/03/10 02:30
真実と無知
2015/03/10 02:33
困惑と謝罪
2015/03/10 02:35
確信と発見
2015/03/10 02:40
覚醒と諦観
2015/03/10 02:41
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