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朝食
そして…今だ…
ザグラスはあの時いきなり消えた
でも…母さんが死んだのは…事実だ…
だから夢じゃない…だが…ザグラスは消えた…
なぜだ?あいつらは人間を滅ぼすために現れたんじゃなかったのか?
「晃一~、早くおりてこーい」
「は、はーい 今行くよ~」
思い出している内にとっくに10分たっていた。
タッタッタタタと軽快な音をたて階段を降りる
「お、やっと来たか」
「おはよう~ ファァア~、いただきまーす」
朝食は漬物と白飯と味噌汁と、家庭の一般的朝食だ
俺が漬物と白飯をほうばっていると、後ろから
トントン、「おい晃一」
「ん?ばび?」(ん?なに?)
親父の指差す方を見ると、
電子時計には8:23とかいてある
俺たちの集合時間は8:20だ(始業のベルがなるのは8:45だ)=「あ…ばばび」(あ…やばい)
モンモンモン、ゴクン!!
俺は急いでのみこみ
「行ってきまーす」
そして勢いよく玄関を開けるとそこには…