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第3話

 ログインして玉座に座り、辺りを見回す。周りには昨日召還したモンスターがいるがプレイヤーがいないためやはりぼっちである。


  ちなみに、モンスターとは会話ができる。だから、デスやアイムとは少し話をしている。会話をしていて思うことは、やけに高性能なAIなことと、性格的なものがある、ということだ。

 デスなら忠実な騎士のような性格。アイムならば悪がきのような性格といったところだ。ほかに気づいたことといえば、俺のコミュニケーション能力の低さといったところか。どうでもいい。


 ここ3日間はHPが心もとないので、魔王軍の軍備強化に努めていた、とはいっても、各種魔物、主にスケルトンの量産や、マイナーデビルの量産。

 他には、魔物たちの訓練等々だ。ちなみに、訓練だけでもレベルがあがることはあがる。しかしそれは微々たるもので3日訓練してたったの2レベルしか上がらなかった。だがしかし、高性能なAIのおかげで戦術については満足できるといっていいだろう。


 今の魔王軍の戦力は、アイム率いる魔族部隊、内訳マイナーデビル5体。デス率いるスケルトン部隊内訳スケルトン剣1盾3槍2杖1弓1鎌1の計8体。後は各種族5体ずつで組ませてあるのが5部隊で、1つの部隊は俺が率いるスケルトン3匹全員鎌とマイナーデビル1匹の部隊の計8部隊だ。




 さて、今日は早速フィールドに出てレベルを上げようと思う。配下のモンスターはPTを組ませてプレイヤーを襲わせることにする。魔王説明書という魔王の部屋にあった本に書いてあった情報だが、配下のモンスター部隊には、モンスターを倒すより、プレイヤーを倒したほうが経験値がもらえると書いてあった。


 そんな中俺はソロで最初のフィールドのボスを目指していた。全属性魔法の中に転移魔法があり、転移可能な場所が最初のフィールドと、魔王城だった。俺の部隊はプレイヤーを襲わせている。森の中をモンスターを倒しながら歩いていると、ボスゲートが見えてきた。ボスゲートの色は6段階あり、虹>赤>緑>黄>青>白、のように強さがかわる。

 なんか場所が攻略情報でみたゲートのSSスクリーンショットと違うが、ボスゲートを発見したので気にしないことにした。


 今のボスゲートの色は虹色。そして俺のlvは20、まぁ、余裕だろうとゲートをくぐった俺にはわからなかった。ゲートの枠が普通は銀色だということを、そして今くぐったゲートが金色だということを。


 ボスフィールドに出た俺は目を疑った。ここのボスは黒狼だったはずだ、目の前にいるのは黒狼の5倍はありそうな大きさの銀色の狼。ステータスを閲覧してみると、そこには衝撃的なことが書かれてあった。


 名前:フェンリル

 Lv:89

 種族:神狼

 加護:無し

 種族特性:全魔法軽減 物理攻撃軽減 拘束魔法微弱 

 種族スキル:神狼の吐息 神速 神狼の威圧

 スキル:速度上昇Ⅴ 噛み付きⅤ 捕食 氷属性魔法(神狼)全属性魔法

 HP:10000/10000

 MP:8000/8000

 攻撃力:S

 守備力:A-

 器用:C+

 俊敏:SS+

 賢さ:S

 魅力:A

 運:D


 あ、これやばいな。と直感で感じた、しかし、こいつに勝利したらレベルがかなり上がるし素材で何かすごい武器が作れそうなので倒そうと決めた。


 PNプレイヤーネーム「サタン」

 Lv:26

 SPスキルポイント:78

 種族:魔王

 職業:魔王

 称号:初めての魔王(支配下の魔物が倒した経験値の2分の1取得) 初 ユニーク種族(取得経験値、熟練度3倍) 下位魔物・魔族初召還(名付き下位魔物・魔族の取得経験値1.5倍)

 種族特性:闇属性無効 光属性微弱 光以外の全属性微減 状態異常無効 PT不可 町利用不可

 種族スキル:支配 中位魔物・魔族作成・召還

 スキル:全属性魔法 剣術Ⅳ 覇王の威圧Ⅱ 魔王の魔眼 身体能力向上Ⅴ 

 HP:800/800

 MP:600/600

 攻撃力:80

 守備力:70

 器用:69

 俊敏:75

 賢さ:80

 魅力:999

 運:777


 覇王の威圧Ⅱ

 敵の動きを一時的に止める。格下との戦闘時相手の全ステータス-5%。格上との戦闘時自分の全ステータス+7%。王専用スキル。


 

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