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脇役さんの日常  作者:
4/4

お化粧デビュー


…と、いうわけで。次の日。


愛莉に早速化粧され、今鏡の前にいます。


「…うわー!すご!顔が女の子だー!!」


顔が女の子って…言い方変だったかも。


『正直、思ってた3倍可愛い!!………可愛すぎて惚れるー!』


なんか、愛莉キャラ違くない?


『あ、でもぉ…春が可愛いすぎて、健ちゃんが好きになっちゃったらどうしよ!』


いや、それは絶対ないよ。


健斗は愛莉LOVEだし。


「でも、なんか気持ち悪いなー、こんな自分見るの初めてだし。超違和感!つか、こんな顔でみんなに会えない!」


絶対!笑われるって!

特に、周司!


『何言ってるの?こんなに、可愛いのに、せっかく私がお化粧してあげたのにぃ?』


愛莉泣きそうじゃん!


「わ…わかったから!泣くな!本当にわかったから!」


女の涙は苦手だ。


《ガラッ》


「おはよー!」


…………しーーーーん。


愛莉さん、私早速ダメージ受けてますけど。


そして何でみんなは、こっちをガン見するの!?そんなに私は変ですか?


それとも私の後ろになんかあるのか?


『おっはよ~って、あれ?みんなどうした…「周司!やっぱり、変なのか??」


早く教室から、出ていきたい!


『えっ……その声、もしかして春?//つーか………か、可愛い!!』


へっ!?//


【ザワッ】


『嘘っ!春ちゃんだったの!?』

『超可愛い!!』

『まじ可愛いすぎ』


ど、どうしよう。


照れる。


『あれ?2人とも何で中入らないの?つーか、春可愛いね。』


………え。


「健斗、私の事よくわかったね!」


ちょっと嬉しい。


『ん?だって、愛莉が腕組んだり、抱きついたりするのって、春くらいだし。』


……あー、そういう事。



まぁ、笑われなくてよかった。


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