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脇役さんの日常  作者:
2/4

後輩


『あの~…澤本先輩いますか?』


ん?


「あ、この前の?」


『おぃ、こんな可愛い子といつの間に知り合ってたんだよ!』


いや、知り合いって程じゃない、つーか顔近いんだけど周司君。


「へー同じ学校だったんだ?」



『あ…この間は、ナンパから助けて頂いてありがとうございました!……あのっ私……』


うわ、顔真っ赤ー。女の子らしくて可愛いー。

癒しだ!


『先輩に一目惚れしちゃったんですっ!!』



え………………!?


『先輩、付き合ってる人いますか?』


「いや、付き合ってる奴はいないけど…………ごめんね、せっかくだけど自分は…『わっ私じゃだめですかっ??」


そりゃあ、自分が男だったら?こんな可愛い子に告白されたら付き合っただろうけどよ。


「君がだめとかじゃなくて、第一に私は『コイツ女だから』


うわ、セリフとられた。


『………へっ?お、女の人なんですか!?』


まぁ、中学の時から間違われる事はよくあったし、慣れてるけどさ…ちょっとショックかも。


「だからさ♪こんな男みたいな女じゃなくて、俺とさ~『それでもっ…やっぱり私、先輩の事は嫌いになんてなれません!』


……


「ね、名前なんて言うの?」


そう聞くと、驚いたような、けど嬉しそうな顔で彼女は笑った。


『神埼まいです!』


私に可愛い後輩ができました。

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