表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/21

第18話 力の萌芽

カリサが立ち上がろうとするが

「やめて!死ぬわよ」

ユリアが止めに入る。

「でも..... 私が... 仇をとらなきゃ.....」

カリサは涙を流し、崩れ落ちた

「あなたは強いけど、勝てないわ。 今は諦めなさい」

ワイバーンは4人を見下ろしながらゆっくりと近づいてくる

「.....ユリア」

オリスはユリアを見て言った

「僕がやる.... ユリアたちは逃げてくれ...」

「嫌よ! 死ぬつもりなの?」

ユリアが泣きそうな声でオリスに言う

「すまない..... でも....」

オリスはグリヴァンの遺体を見る。そしてワイバーンを睨みつける

ワイバーンがゆっくりと近づいてくる

「だめよ! 死んじゃったらダメ!!」

ユリアは必死に止める

「ごめん.....」

オリスは立ち上がりワイバーンに向かって駆け出した

ワイバーンが咆哮し、オリスに向かってブレスを吐く

「うぉおおお!」

オリスは叫んだ

そして、オリスはワイバーンの懐に入り込む

そして.... 短剣でワイバーンの首元を一閃する。

その時、黒くおぞましい気配の何かがワイバーンを取り巻いていく。

ボコボコと赤黒い泡のようなものがワイバーン皮膚を焼く。

ワイバーンは咆哮をあげながら倒れる。

オリスは地面に着地し、倒れるワイバーンと視線を交わす

ワイバーンは完全に動きを止めた。

そして、オリスは崩れ落ちるように倒れた.....

「オリス!!!」

ユリアが叫びながら駆け寄る。

その声を聞きながら、オリスは意識を失った。

オリスが目を覚ましたのはそれから3日後のことだった.....

ユリアは心配していたが、なんとか無事に回復した.....

「もう... 無茶しちゃだめよ!」

ユリアが泣きながら、オリスに言う

「ごめん.....」

オリスは謝ったが.....

「バカ.....」

ユリアからビンタされる

「痛い...... 」

2人は静かに見つめ合い.....

2人の間に沈黙が訪れた.....

しかし、そこに.....

「おや〜 2人とも無事でしたか〜」

ラシャが笑顔で現れる

「ラシャ! あなた、いたの!?」

ユリアが驚く

「はい〜、4人のことを心配してきました〜。グリヴァンさんは残念なことになりました....」

ラシャはグリヴァンの死を悲しんだ。そして頭を下げて謝る。

「ごめんなさい。オークの大量発生以外に異種のワイバーンがいるとは想定外でした....」

「いや... 僕たちは.....。でも、カリサさんは....」

「彼女にも先ほど会ってきました〜。グリヴァンさんのお墓にも。」

「墓はここに?」

「はい、カリサさんがそう望むので」

「そうか...」

「ところでオリスさん?あなたはワイバーンに何をしたのですか?あんな状態の死体は見たことがありません」

「何とは....?」

オリスは、ラシャとユリアにそれぞれ視線を向ける。

「ひどく焼け焦げ、そして腐っています。それもとても酷く腐っています」

「.....分からない。僕がワイバーンに何かしたのか....?」

「あなたが倒したのよ」

「僕が....?」

「覚えていないの?」

「分からない。ユリアを助けるためにあいつに向かっていったところまでしか覚えていない....」

「う〜ん....。今は病み上がりですし、回復したらまた教えてください。では...」

ラシャはもう一度頭を下げて出て行った。

「あの力、怖かった....」

ユリアが呟く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ