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エピローグ
ふかふかの座布団の上に、温かい部屋の中。そして食事は豪華な新鮮な魚。ここは正に、天国だ。
何もせず、只ゴロゴロと寝て、たまに若旦那と遊び、有意義に過ごしている。若旦那も周りの者も皆優しく、とても可愛がってくれている。
五郎丸の望み通り、働かずして優雅に暮らせている。
人間では無くなってしまったものの、これはこれで、何とも快適で良い生活だと、満足をしていた。
寿命は短くなってしまったが、この生活が続くのであれば、それも悪くない。
最初は妖にまんまと騙されたと思っていたが、今は満足をしているのだから、騙されて良かったとも思っている。
人間に拘らなければ、体一つ差し出すだけで、こんな楽な生活が得られるならば、幾らでも体を差し出そう。
五郎丸は、妖に叶えて貰った願いに、心から満足をしていた。
こうして五郎丸は、ニート侍からニート猫へと変わったのだった。
ー終ー
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