クソ人間のクソエッセイ6 相談
精神的な問題を身近な人間に相談することほど無意味な事は無いと思う。
僕の人生の中では、一人で抱え込んだ方がマシだった状況の方が多いのではなかろうか?
身近な存在は、その身近さゆえ、余計に傷つけてくる。
そのうえ、無駄に気を使われたり、むしろ傷口を開くのを楽しんだり、逃げられない程身近な存在こそ精神的な問題を悪化させる事が得意だ。
ちなみに、相談して腹が立つ返答は3つくらいに分けられると思う。
1."お前の甘えだ"“お前は間違っている”“そんな事で悩むな”“お前が悪い”“そんなので悩むお前はクズだ”と悩んでいる事を否定される。
2.“俺はその立場がむしろ羨ましい“ “私ならその状況でもくじけない”等とよくわからん自慢される、真剣な悩みの時に言われるとイラッと来る。人の苦しみにかまけて自慢して気持ちよくなる醜悪な行いだもの。
3.“大丈夫わかるよ!とりあえず○○先生の会に入ったら救われるよ!”妙に的外れな解が返って来る。
以上の3つが腹立つ解答だ。大概はこれらの複合型で不愉快というダメージを食らわせて来る。
じゃあどう答えてほしいのか、と思うかもしれないがそもそもそれがわかるなら相談なんてしない。
まぁ、僕はそんな解答たちに腹を立ててきたが僕が間違っているのだ。
身近な相手は所詮、相談の専門家でも何でもない。
期待する方が間違いだ。
その事に気づいていなかった僕は昔、傷ついた事がある。
最初から気づいていれば、そんなもんだと受け入れられたろうに。
だから僕はゴミクズなのだ。