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クソ人間のクソエッセイ  作者: ゴミクズ塵芥ノ丞
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クソ人間のクソエッセイ 15 青春

僕がゴミクズになるかならないか最後の境目だっただろう中学高校の青春時代をよく思い返してみる。


青春時代に春らしき出来事は別になかった、一番印象に残っているのは、出たくない運動会に“まぁ出てみたら楽しいかもしれない”と思って、結局“やっぱり出ない方がよかった、家の中でタンスを開けたり閉めたりしてる方が楽しかった”と後悔した事だ。


一人一人の青春に順位をつけるなら、下位に位置するような青春だ。


さて、青春とはなんだろう?

テレビ番組を見たり実体験の話を聞くと、キラキラしているものらしい。

部活で全国を目指すとか、恋人とのデートだとか、そんなんだ。

まぁキラキラしていると納得する。

それ以外にも

告白してフられるとか、そういう苦い思い出も青春に入るみたいだ。



そういう青春は僕に無い。

好きな人が出来た事は無いし、部活も興味があるものなんて無いし絶対やめるとわかっていたから入って無かった。


何も青春を作らなかった事に後悔は大して無いけれど、自分が人生で成長するうえで大事なイベントをすっぽぬかして、年だけとった大人だという感じがする。

このままいけば、どんどん年だけ積み重ねて、クソみたいな老人になって、ゴミみたいに死んでいくんだろう。多分結構な確率でこの予測は当たる。

葬式には誰も来ない、まぁ奇特な人が僕の葬式を開いたらの話だけど。


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