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クソ人間のクソエッセイ12 止まる
僕はよく、ふと止まる。
トイレのドアを開けて、さぁ外に出て洗面所に行って手を洗おう、時に硬直する。
ご飯を食べるため動かないといけないのに、茶碗を手にもって止まる。
壁の前で立ち止まって、ただ壁を見つめる。
これらの行動に意味なんてなく、単にやる気がでないだけだ。
日常生活というものには本当はやる気がいるのだ。
普通に目覚めてベットから起き上がって歩いてトイレのドアを開けてトイレに入って用を足すために便座の蓋を開けて……と、無限にも等しい程のめんどくさい行動をしなければならないのだ。
やる気が尋常でなくいる。だけど僕のやる気はない。
だからといってやる気を出そうと奮起する熱意すらない僕だから、まともに生きていくやる気がどうも出ない。