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最強王子は力を隠したい  作者: シュウ
第1章 世界の説明編
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第3話 実験と圧倒

「さて、じゃあ俺がどのくらいの力があるか、試してみるか。」


まずは、場所を変えないとな...

もし、城の中で試したら城が全壊しかねないからな。


そうだ、丁度行ってみたかった場所があったんだ。

砂涼砂漠(さりょうさばく)】という場所だ。

そこは、砂の大地が広がっているのだが、名前の通りで暑くなく涼しいという場所

なのだ。


では、住人も多いのではないか?と疑問を持つ人もいるだろう。

しかし、その砂漠は気候や気温の変化が激しく規則性がないため、住む環境として

は良くないらしい。

そして、魔獣などの生き物も生息している。

そのため、普段人間も近づかないらしいので練習の場所としては、最適なのだ。


しかし、ここでさらに問題が発生した。

その砂漠の場所は距離が約四千km離れている。

普通は、この時点で諦める。


だが、ここは魔法の世界だ!

当然、【転移魔法】もあるのだ。

上級魔法ではあるが、俺なら多分できるだろう。


早速試してみようではないか、


「上級魔法【転移】」


そういうと、周りに強い光が現れた。


目を一瞬瞑り、もう一度開けると


そこには、広い砂の大地が広がっていた。


「よしっ!成功だ!」


運の良いことに、今日は天気だった。

風も涼しく、書いてたことと全く一緒だ。


では、早速試してみようではないか。


「丁度大きな岩があるな、あれを的にするか。」


まずは初級魔法から始めよう。


「初級魔法【ファイアーボール】」


名前の通り、火の玉を出す魔法だ。

ボッという音とともに飛んで行き、ドカーン!という大きな爆発がって...


「え...?」


いやいやいや、爆発が大きすぎる。

あんなでかいクレーター普通できないだろ。

俺が本で読んだのは、せいぜい岩に焦げた跡や強いものは岩を砕くくらいで

あんなに威力は強くないはずだ...


「これが...俺の火力ってことか...」


当分は、制御の練習が必要だな...

強すぎるっていうのも、不便なものだな。


じゃあ、次は中級魔法だ。


「さて、じゃあ次は何の魔法を使ってみようかな」


と、俺は魔法の本を見ると丁度いいのが書かれていた。


「お、この魔法いいな。早速使ってみるか。」


「凍れ!大地よ!」


その瞬間、砂漠の大地がある程度の範囲ではあるが、一瞬で凍った。

そして、今ので一つわかったことがある。


それは、無詠唱でも魔法はできるということだ。

本当の詠唱は『中級魔法【フリーズアース】』という詠唱なのだ。

しかし、今言った『凍れ!大地よ!』でも実際に発動できた。

つまり、気持ちや感覚がわかればそれで発動できるのだ。


では、最後に上級魔法を使ってみよう。


『竜を作るイメージで、氷と炎を操るように』


「現れろ!氷と炎の竜よ!」


そういうと、氷と炎の渦がアランを包んんだ。

そして、その渦が弾け飛ぶようになくなると、左右に二体の竜が作られてい

た。


それは、キラキラしていてとても大きくて、何というか...


「かっけええ...」


つい口から出るくらいにかっこよかった。

果たして、この二体の竜は動くのだろうか。

試してみるか、


「よっと!」


そう言って手を動かすと、勢いよく動き出した。


「うお!?」


思わずのけ反ると、竜が弾けて消えてしまった。


これも、練習が必要だな...

集中が途切れると、すぐ消えてします。


「練習をしっかりしないとな~」


まあいい。

次は、【神器】だな。

予定通り11月1日に出すことができました。

次の投稿は12月1日の予定です。

これからもよろしくお願いします。

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