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最強王子は力を隠したい  作者: シュウ
第1章 世界の説明編
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第14話 これからとそれぞれの訓練

時は経ち、現在アランは十歳になった。

背は少し大きくなった。

生活も充実しており、魔法や神器の使い方もどんどん上達していた。

ただ一つ問題があるとすれば、あの一件以来噂されるようになったことだ。

しかし、それもあと数日のことだ。

なぜなら...もう十歳なのだから!


覚えているだろうか。

十歳になるとあることが許可される。

そう、【学校に行くこと】が許可されるのだ!

ようやく暇な日々を脱出できる!

皆は思うだろう。


(お前は平凡な生活を求めていたのでは?)


と...。

しかし、俺の思う平凡な日々は違う!

ただ、だらだらし続けニートのような生活を送ることではないのだ。

自分で生活費を稼ぎつつ、日々ゆったりと送ること。

そのためには、学校にも通わなくてはならない!

しかし、それがまた 


【楽しい!】


のである。


「あ~、なんていい日々だ...。」

「どうしたの?...あ、どうしたんだですか?...あれ...?」

「シロ、そこは『どうしたのですか?』ですよ。」

「あははは、まだ練習が必要だな~。」


シロとクロも背が少し大きくなっていた。

そして、今シロは敬語の練習中である。

なぜなら、シロとクロは学校には行かないのだ。

それは、自分たちの意思で【世界を旅して勉強したい】らしい。

そのためにも、敬語を練習しているのだ。

しかし、シロはもともと敬語が苦手なため、少し苦戦している。

クロに関しては、ずっと敬語を使っていたためとてもうまい。


(まあ、こういう成長を見ているのも楽しいから暇にはならない。)


そして、俺にも試練がある。

それは、【学校で一定以上の力を出してはいけない】ということ。

俺が、一定以上を出してしまうといろいろ大変なことになってしまうだろう。

それも、国が関係するほどに...。

なので、力を精密に制御するための訓練を俺もしているのだ。

しかし、考えていたよりも遥かに難しいことだとわかった。


【神器】

神器に関しての問題点は、それ以上もそれ以下もないこと。

つまりは、生まれ持った神器の基本的な強さは変わらないということ。

そして、俺の一番弱い神器は【水明】という全てを切り裂く神器。

しかし、一番弱い神器でさえ【最強クラスの神器】なのだ。

これは、一般的にはあり得ない強さである。

【最強クラスの神器】を持っているものは、何らかの隊長もしくは何かのトップに

なることが多い。

つまり、それぐらい強いということだ。


【魔法】

魔法に関しては、生まれ持った魔力の量も関係するがそれはあまり重要ではない。

それよりも、神様の加護と今までの努力により魔法の強さは決まる。

しかし、俺の場合普通の人間に比べ【数倍】成長するらしく、まさに異常な状態に

なっている。

そして、魔力は大きければ大きいほど隠すのが難しくなる。

なので、魔法に関しても対策をしなければならない...。


とても大変だ...。

今回も無事投稿できました。

次回は11月1日に投稿予定です。

これからもよろしくお願いします。

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