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異世界での趣味の使い方  作者: 土火 雅
7/12

第7話 授業開始からのコクられる!

「サクラ早くやれよ」

「あ、は、はい」


サクラは箱を開けようと近づこうとした時、それは起きた。



バリィィィィ!!


サクラに雷が襲ったのだ。放ったのはバルコスだ。


「ぐっ!・・・キャ!」

「おっとわりーなぁ。お前、よえーだろ?

だから代わりにモンスターやってやろうと

思ったんだけどよぉ、ハッ!間違えたわ」


サクラは倒れて息を荒くしている。意識は

あるがかなりいたいと思う。俺あれ食らったらショック死したゃうね。つーかもう少しで当たってたよ!?


そしてあり得ないことにバルコスは

もう一度同じことをしようとてを向けた。


「お、おい!それ以上は!」

「あ?お前黙ってろよ。よえーヤツは死んだ

方が世のためなんだろ?」


汚い笑みを浮かべるバルコス、黙るアル


馬鹿馬鹿しい!


周りの生徒は見て見ぬふりをしてた。

気持ちは分からなくもないがここまで来ると

滑稽でしかない。


バルコスになにか言えば次は自分が

その対象になるのが怖いと思ってるんだろうね

目の前でその対象が死にかけてるのを

見て誰も止めきれない。


「サクラ、当たらないように避けろよ?」


バルコスは延唱しだした!

俺は我慢できない!


バチィィィィィィ!


「「「「・・・は?」」」」


その場の全員がその出来事を見て固まっていた。

そして俺はバルコスに話しかけることにした。


「いやー危なかったね。もおちょっとで丸焦げ

だったよぉ。」


いやーホントマジでこえーよ!雷が《反射》出来て良かったよ。もし駄目だったらどうしようかと思ったよ!


サクラも無事のようでなによりだよ。


「サクラちゃん?だっけ?大丈夫かな?

よかったら手、貸すよ?」


笑顔で話しかけて見たけど、

目を見開いて固まってる。サクラはまるで

屍のようだ。

サクラはとりあえずほっといてバルコスに話を

聞いてみるか。


「バルコス君?君はどうしてサクラちゃんを

狙ったの?教えてくれる?」

「・・・・・・」

「ん?」


反応がない。ただのしかば・・・

と思いきやバルコスは頬をあかく

染めやがりらっしゃってますよ・・・



「お、お前!誰だ!」


うわーやな予感


「僕はミヤビって言うよ。よろしくね。

ところでさっきの質問なんだけど・・・」


「俺は、貴族バルコス・スミノフだ!お前

俺の女になれ!」

「・・・・・・」

「ん?」


うん、黙れよ。今黙ったの俺だけど

さっきと黙るのが逆になったよ。コクる

タイミングといい態度といい気に食わねーし

質問にも答えられないなんて、絶望的で

救い用のないやつだよね。


「・・・はぁ」

「フッどうした?」

「僕は質問したはずだよ?僕の質問に

答えてからなら君からお誘いの答えを言うよ。」


バルコスは汚い笑みを浮かべる


「なぁに、モンスターを倒そうとしただけだ。

そこにサクラがいたのは誠に残念だったな。」


このクズは・・・


「・・・わかった。なら僕も君のお誘いの

答えを言うね。」


俺は満面の笑みで答えた。


「僕、男だから女の子しか好きになれないよ。

それに、なにより人をいじめたり傷つける人は

心の底から嫌いだよ。クズ男君。」


バルコス以外全員顔が青くなり、全員闘技場の

壁に張り付いた。ん?何事?


「お・・・俺に恥を・・・かかせやがって!」


わーい逆ギレ


「まぁごめんね?無理なものは無理だよ。ゴミ男君」

「決闘だぁぁぁ!」


わーい逆ギレ

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