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異世界での趣味の使い方  作者: 土火 雅
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第6話 幼女からの授業開始!

皆さん、こんにちは。ミヤビです。

今わたくしは大きな箱の中におります。

この箱の中について少し説明をしましょう。


この箱の名前はモンスターボックスといい、

中は見た目に反して少し広くあります。


そして、なんということでしょう。

窓という名の隙間からは心地よい風が吹いて

くるではありませんか。

そして、そこから広がる風景も


「よーし!授業を始める!モンスターボックス

を開けて各自戦闘を始めろ!」


うん、でたくないなー



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


時はこーちょーが去った後からになる、

俺は眠くなりましたとさ。


起きたらHR的な事をやっていて、1時間目がなんと実戦の授業になってる。モンスターと戦って近々行われる森の探索のための授業らしい。そりゃいいことだと思うよ。予習、復習は忘れてはいけないからね。


因みにここの生徒の制服は紺のブレザーでズボンは灰色の

チェック、シャツは白でネクタイは赤だ。


そしてその授業で使われる物がモンスターボックスと言われる箱で、中には教師たちが捕まえたそこまで強くないモンスターが入ってる。

生徒はそれを管理するため倉庫に預ける

らしいけどこの箱の持ち主は預けていない。


「おいおい、箱誰のだよ!」


朝のHRも終わり、10分間の休憩に入った

時だった。赤髪短髪の男がクラス中に

問いかけていた。


「わっ・・・わたしの・・・です。」


すると、桜色の髪に青い瞳でメガネをかけて

まさに気弱な子だった。


「ハッ!サクラのかよ!邪魔なんだよ!

お前と一緒でよ。」


「ご・・・ごめんなさい!バルコス君!

すぐどかすかッ!キャ!」


サクラが謝る前にバルコスは肩をぶつけて

サクラは倒れてしまった。うわー、世の中

何処でもいじめってあんのねぇ。


解せんね。


「おい、そこら辺にしとけ。よえーヤツ

いじめてんじゃねぇよ。」


「ハッ!アル、わかってるじゃねーか。

確かによえーヤツだったな。こんなヤツ

いじめんじゃなくて死んじまった方が世のため

だよな!」



「・・・」


アルという男は青髪で金眼の爽やか系のヤツだ

赤髪のバルコスの発言でアルは「そうじゃない」

という顔をしてるようにみえた。サクラは

怯えて座り込んでいる。これを見て思ったのが

このバルコスはこのクラスで最強か権力者の類い

なのかと見ている。どれであっても納得は

いかないけどね。周りもなにも言わない、

言えないのかもしれない。


サクラは箱をカートのようなものに乗せて

闘技場の様なところにもってきた。

そこでサクラは泣きながら呟いた。


「・・・あたし・・・死にたくないよ」


この世界では死がいつも近くにあるのは

知ってるし命が軽いのも実感した。

それが故にこの子の言葉が軽くも感じた。

この子も軽い命のひとつだ。


でも、選べない死なんてのは許しちゃ

いけない!。


だがそれはおいといて今はそれどころではない


「よーし!授業を始める!モンスターボックス

を開けて各自戦闘を始めろ!」


開けないで頂けないかと願ってます。

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