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異世界での趣味の使い方  作者: 土火 雅
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第1話 一時停止からのショタ

初めまして!土火 雅と申します!

今回人生初の小説を書いてみました。(笑)

何卒、読み辛いところもあると思いますが

是非!読んで頂けると嬉しく思います!

また、間違った表現や分からないところなどは

ご指摘お願いします。


あっ、感想もお願いしますね。(笑)

応援して頂けるように頑張ります!



「え~っと~・・・」


俺の目の前に黒いローブにフードを被っている

3人組が、腕を伸ばし杖を構えていた。

さらに、俺の足元には明らかに魔方陣と思われるものが

びっしり書いてあった。


3人組との距離は10mぐらい離れていて、魔方陣の

外側にいた。

3人組のうち2人がかなり大きい、もう1人は細身であり女性と

思えるシルエットだった。


「貴様!なにもんだ!」


え~速攻無礼者やーん。

つーかこえーし・・・。




さて、


何故、攻撃される5秒前のような

状況になったかと言うと、今から2時間ほど前にさかのぼる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「みーんなー!ありがとー!

『ワァァァァァァァァァァァァァ!!』


ここ、ライブハウスでは、かなりの熱気と興奮が渦巻いていた。

ここでは日賀 雅(28)が組んでいるバンド《ZERO COOL 》が

ライブをしていた。

バンドメンバーは5人。

ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードとなっている。

因みに雅はボーカルである。


メンバーは全員高校の時の仲間だ。

歌や楽器に自信があったので、やったこと無いやつに教えるのは

好きだった。

楽器をメンバーが覚えるのも早かった。

多分メンバーのセンスが良いからだろう。


だか、最初はバンドを組むのはいやだった。

昔から色々と器用で趣味が多才だった。

国家資格からマイナーな免許まで取れるようなものまで

取れるほどに。


だがつまらなかった。

皆がやれば取れるものは何であろうと普通なのだ。

非常識こそが雅にとって楽しさそのものだった。

考え付かないことをやることに興味を持ち、出来ないことを

あっさりやる快感、やめられないのだ。


だから雅の考えを理解し異端とせず、ドン引きせずに付き合える

やつはいないと思っていたからだ。


だが仲間は違った。


雅を知り、異端であることを喜んだのだ。

嬉しかった。

だから最後になるこのライブを楽しんだのだった。


(ほんっとさいっこーだったなぁ!!)


雅は仲間と最後の宴にステージで大声で感謝を、仲間に、客に、この世界にいることに感謝した。


だが何故かすぐに違和感を感じた。


この場にある人や音、光、物、全てがとまる。


「・・・えっ?・・・あれ?みんな、どしたの?ドッキリ的な演出かな?いやー別にここまでのクオリティで一時停止されても・・・」


誰も動かない。


あるものは跳び跳ねたままの者。

あるものは泣いているもの。

あるものは笑っているもの。

あるものは演奏をしているもの。


そう。

時間が止まってるのだ。

あまりにも異常過ぎる事態に俺は


「・・・うん、なにこれ」


驚愕していた。


そしてさらに異変が起きた。

スポットライトから放たれる光が黒光りな光へと変わり、

その光の下に1人の《彼》がいつの間にか目の前に

現れたのだ。

髪は黒髪で目元まで伸びた髪の隙間からは、綺麗な紅目の瞳で

雅を見ていた。

イケメンの中のイケメンを子供にしたような男の子だ。

黒い軍服のようなものを着ていてまるで学生だ


彼は雅に近づきながら話した。


「君は楽しんでるかい?」


ご感想やご指摘お待ちしてます!

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