表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の居場所を見つけてください。  作者: 葉方萌生
第二章 不穏なカルテ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
29/60

□母の日記Ⅱ

<1999年10月15日>


今日、初めて病院で診てもらった。

本当は別の病院に行こうとしていたのだけれど……訳あって清葉病院で診てもらうことになった。

ちょうど六週を迎えた日。無事に心拍まで確認できてほっとした。でも初期のこの時期は流産する確率が高いから気をつけないと。

夫に話すととても喜んでくれた。私のお腹を撫でて、「良かったな」と抱きしめてくれる。それがとても嬉しくもあり、胸に確かな罪悪感が芽生えた。

大丈夫よ……うん、だってこの子は間違いなく、私と彼の子ども(・・・・・・・)なんだから。これからは絶対に、この子と夫を幸せにするために生きるって誓った。夫にはたくさん協力してもらったし、この子が来てくれるまで精神的に大変なことも多かった。今からは夫婦二人で頑張ってこの子を育てていこう。


過去の過ちは完全に清算できるわけじゃない。

でも、過去の後悔を変えられるとすれば今から未来の私が納得のいく行動をとるしかないのだ。


ひとまずこの子が来てくれて私も夫も幸せだ。

産まれるまでどうか健康でいられますように。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ