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第503話そっちが本命か



「はあ……………そっちが本命じゃないかな」


勇はものすごく疲れた顔になった。


「そういうのは早く言え、愚鈍か」


王我も鋭い目で睨みつける。


「先に言うとさっきの話で内容が吹き飛ぶだろう。これが本題というのは事実だ。くれぐれも、気をつけろよ」


女神は風のように二人の態度を受けながして鋭く言った。


「わかったよ。気をつける」


「いいだろう。覚えておく。これ以上こいつの助けがいるとは思わんがな」


勇が素直なのに対して王我は強気だ。


「わたしは言ったぞ。敗北してもしらんからな」


女神は王我の態度に呆れて片手を上げた。



夕方になり勇と王我はそれぞれの相手とベッドに行く。


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