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第493話こっちは勇様がいなくて寂しいのに


朝廷にいてある程度聞いてはいたがよく出入りする春愛から忍者の話を聞いては王我は大変興味をそそられた。


「旦那様、こうなったら我々も身体を重ねるぞ!」


フェイリーン皇女は再び王我の肩を置く。


「さっきも言ったぞ馬鹿。それに俺はお前とはじっくりと仲を深めていきたいと思っている。身体だけのがっつく関係にはなりたくない」


王我はためらいながら言った。


「旦那様……………。戦いは積極的なのに恋愛は奥手なんて、ますます惚れてしまうじゃないか!」


フェイリーン皇女は目をうるうるさせて王我に抱きつく。


こうされては王我もタジタジでなにも言えず微妙な顔になった。


春愛はピシャリと扇を閉じる。


こっちは勇様がいなくて寂しい思いをしているのによくもまあ人前でイチャイチャしてくれたなと二人を睨みつけた。


「じっくりと、つまりあなたは勇者になったのも最近ということかしら」


リンネは二人に動じず尋ねる。




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