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第482話勇はそこの西洋屋敷に笑う



地図で見た時は見間違いかと思ったがどうやらそうではないらしい。


「ははは、はははははははは!!あーはっはっは!」


その向こうの部分を見ると勇は思わず派手に笑った。腹の底から笑った。これは派手に笑うしかないことが起きていた。


なにしろ、その場所には派手な西洋風の屋敷があるのだ。


和風の国にありながら、周囲の街にそういう城や屋敷がありながら襖や木を使わない窓や煉瓦壁の建物があるというのはあまりに異質であった。


『勇殿、笑いすぎです。いくら阿呆な場所に阿呆なものが建っていようと敵地は敵地、油断めされぬよう』


疾風は冷静に窘める。


奇妙な状況だが相棒がおかしい以上ここはあくまでクールに、自らだけはあくまでクールに務めた。


が、疾風も凄まじく笑いたい、おかしいことである。


「は、いや疾風もそう思ってるじゃん。絶対おかしいでしょこれ」


勇は苦笑いした。



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