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第百七十九話超早朝訓練



勇は起きるとアステリア王女とクリム王女がいないのを確認した。


「あれ、あの二人どこいったのかしら」


リンネも起きて二人の不在に首を傾げる。


「あ、いた」


勇は窓の向こうで走り込みをしている彼女らを見つけた。


「ふうん、頑張ってるじゃない」


リンネは鼻を鳴らして関心する。


「ええ、よきかなよきかな。うら若き王女が朝から身体を鍛え、汗をかく。いい光景よ」


エルハは両手を合わせて感激した。


「先輩、相変わらずこういうの好きですね。もしかして女子も男子もお構いなしだったりします?」


勇は学生時代の彼女を思い出して苦笑いする。


「え、そうなのあなた…………」


リンネも顔を歪め勇の知人がまさかアブノーマルな性癖なのかとエルハを見た。


「そんななわけないじゃない。だってわたしにはイサミくんがいるもの」


エルハは髪をふぁさっとかきあげて口を尖らせる。


「よかった」


勇は呟きながらいいのか?自分が少女達を本当に独り占めしてしまってと思ってしまう。


恋愛の性癖は置いておいてエルハ達ももっと他の人達と交流した方がいいのではと思うのだ。

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