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第百七十八話




が、クリム王女は自分はベッドの端に、アステリア王女と共にその隣でねると言ったのだ。


「なに、クリムちゃん。わたしが一緒がいいの?」


アステリア王女は思わず目を輝かせクリム王女の手を取る。


「ま、そういうことだ」


クリム王女は翌日の予定のことは言わずに頷いた。


「やったー!」


アステリア王女はルンルンとクリム王女の手を取ったまま跳ねる。



翌日の日が昇った直後、クリム王女はアステリア王女を揺すった。


「起きろアステリア、起きろって」


小声で言っても起きない。


仕方なく身体を布団から引っ張りだし床に落とした。


「ぐえっ。クリムちゃん……………?」


アステリア王女は呻き声と共にようやく目を覚ますとクリム王女を発見する。


「昨日言ってた特訓だよ、今からだ」


クリム王女はニヤリとした。


「え、今から…………」


身体を起こし窓の景色を見ると口を歪める。


「そ、こういうのは早いのがいいんだよ」


「うぇー…………」


アステリア王女は眉まで潜めて運動着に着替えて外に連れ出さられた。

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