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第百三十話策とエルハのからかい



「それで、策はなにかあるの?」


エルハは自分の唇に人差し指を当て問う。


「まあ、策っていうか賭けみたいなものですが」


「はあ……………。学校で教えたこと、もう忘れたちゃったの?」


エルハは呆れてため息をついた。


「えっと、強敵と戦う時はデパフやパフを使え?」


勇は眉を険しくして学生時代の記憶を辿る。


「よくできました。まあ、わたしがやるんだけどね」


エルハは微笑んで勇の唇に人差し指を当てた。


勇はそんな学生時代の先輩の妖艶な仕草にドキリとしてしまう。


「ならなぜ聞いたんです?」


だがすぐ勇は苦笑いしてしまう。


「ちょっと試してみたの」


エルハはいたずらっぽく笑った。


「は、ははは。じゃ、みんなサポート頼むよ。アステリア、クリム、ついてきてくれる?」


「任せて!」「ああ!」


勇は二人に問いアステリア王女とクリム王女は頷く。


「うぉぉぉぉぉ!!どこにいる勇者どもー!」


ちょうどフランデンが勇達を探し彷徨していく。

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