出会い
「はぁ」
ため息を吐く。正直もううんざりだ。
…僕は小説を綴っている。しかし、これと言った力作がなければ、あまり有名でもない。そんな一般人である。
そして、今日も今日とて公園で小説を考えている。友達に紹介されて最近始めたこのアプリ ノベラー。小説を綴ったり、オンライン上の人に送ったり、電子音声に読んでもらうということも可能だ。そして、そのアプリには支援者という機能が付いており、『支援』ボタンを押すことによって支援することができる。その他にも、評価や投げ銭など、様々な機能が付いている万能アプリである。
「有名になれないかなぁ」 「有名になれないかなぁ」
声が被った…いや、完全にハモったぞ!?
「え?」
声がした方に目を向ける。そこには…
まさにイケメンと言った少年が居た。
「あ…えっと…その」
本当に緊張したような声で喋っている。
「い、いや大丈夫です。それにしても、どうしたんですか?」
僕は少しだけ質問してみることにした。あまりプライベートには侵害しないほうが良いのかも知れないけど…
「え、えっとノベラーって言うアプリのキラセって言う人のことについて考えていたんですよ」
さらっと僕の名前を出してくる少年。
「もしかして知ってました?」
そう問いてくる少年。それに対して僕は…
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