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序章

初投稿です。拙いながらも続けられればと思います。

よろしくお願いします。


ここは魔王城の最深部付近‥。

魔族や魔物がある大きな巨岩の岩陰の1箇所を集中的に攻撃を仕掛けている。

その岩陰には、先ほど魔王を倒したばかりの勇者とそのパーティが残り少ない体力と魔力でこの猛攻を辛うじて凌いでおり魔王城から地上への撤退戦を繰り広げている所だった。


「くそっ!魔王を倒したのに何故、魔物どもの攻撃が止まないんだ!!」


勇者達が魔王を倒す為に世界各地を転戦している時に、過去、魔王が倒された後について話が各地の御伽噺や伝承、書物、言い伝えなどで語り継がれていた。


そこには魔王を倒しらば魔王からの魔力供給が断たれ後、魔族・魔物は魔王からの精神絶対服従魔法マテリアルオビディアンスマジックが解かれ大人しくなるか、魔力減少により急激に弱体化する…と記されていた筈だった。


しかし現在、先ほど魔王を倒したにも関わらずこの魔王城内の魔物たちの攻撃は弱まる所か更に激しさを増しており地上への脱出もままならない状態だ。


「一体どうなっているんだ!!確かに魔王は倒した筈なのに!!あの情報は間違いだったのか!?」

勇者フィオーレは繰り返し自分や仲間達に確認するように叫ぶ。


勇者フィオーレ、200年ぶりに復活した魔王ヴェルガスを倒す為に立ち上がった龍族と人族のハーフの龍人族である。

外見はほぼ人と変わりないが身体能力は龍人族の力も引き継いでおり腕力や膨大な魔力を保有している。


また龍族である為、龍族のアーティファクトも使用できる。

今もその手には選ばれた龍族にしか使用出来ないドラゴンエンチャントソードを握りしめてその刀剣に魔力を込めている。


しかし魔王との戦いにおいて大半の魔力を消耗しておりこの状況を打開出来る筈の龍族広範囲魔法ドラゴニックワイドレンジブレスも発動する事が出来ない程追い詰められている。


「そう言えば、魔王が消滅する際に妙な事を言っていたわね‥。」

賢者ぺトラがぺろぺろキャンディーを舐めながらそうぽつりと呟いた。


ぺトラはクォル族で身長が低く150cm程だろうか、エルフ族と人族との混血種族だがエルフの血はかなり薄くなっており特徴的な長い耳はかなり控えめな形で残っている。


しかしクォル族はそれでも寿命においては普通の人族と比べて長命である事に変わりなく、ペトラも既に60歳を超えている筈だが見た目は10代後半の見た目をしている。


普段はお気に入りの大きな三角帽子をずらしながら被り、裾を引きづる程のローブを羽織っている。

その外見から子供と間違えられる事はしょっちゅうなのだが甘味が大好物であり、四六時中をキャンディーを舐める姿は実にサマ?になっている。


本人曰く、「魔法職は頭を使うので糖分の摂取が常に必要なのだ!」と力説してるが、勿論そんな筈はない。


こんな賢者は後にも先にもこいつぐらいなもんだ。

ただ甘味を食べたいだけの言い訳でしかないがもうトレードマークの様になっており誰も咎める者もいない。


そのぺトラだが、戦闘中でもキャンディーを咥えたまま魔法詠唱を行う為、詠唱を噛んで威力が半減したり、全く違う魔法を放ったりするなどとある意味恐ろしい賢者である。よくこれで賢者になれたものだと感心する。

今も目の前で喉の奥までキャンディーを銜え込み嘔吐いたりするなど呆れ……愛すべきキャラクターだ。


「余を倒したしてもこの城から地上まで脱出する事は叶わぬ。

余の魂‥オーブ(宝玉)を破壊せなぬ限りな‥。貴様たちもこの城で死に絶えるがいい…。」


そうご丁寧に言い残し魔王ヴェルガスは消滅していったのだ‥。

オーブ…。


「恐らくそのオーブが魔王の魔力供給源なのだろうな。」

ぺトラはずっとその事が気になっていた様だが止む事のないこの魔物の攻撃により確信を得た様だ。


「やっぱりそのオーブを破壊しないと無事に地上には出れなさそうね…。でも、どこにあるのかしら?」


そう疑問を口にしたのは、エルフの召喚魔導師、ベレットだ。

金髪にスレンダーな身体でその表情は理知的で金髪をサイドテールで纏めておりエルフ族が美男美女と言われる通り非常に美人だ。


外見は20代前半に見えるが、生粋のエルフ族は当然、クォル族のペトラよりも長命であり実際の年齢は既に120歳を超えており知識量・魔力感知は人族と比較にならない。


しかし120歳と言ってもエルフ族においてはまだまだ青臭い子供の域なのだが、子供扱いすると怒り出す所がまだ子供なのだと思わせる。

ぺトラが飴を舐めながらベレットに語りかける。


「やっぱり魔王の玉座辺りにあったのかな?」

「そうだね。倒した後もあの部屋の中の魔素量が減少していなかったからおかしいとは思ってたんだけど…。


あの玉座の間に引き返して魔力探知魔法マジカルディクトマジックでオーブの探索をした方がいいと思う。」

ベレットはそう答えると、ペトラも頷いた後、フィオーレに進言する。


「フィオーレ!オーブを探索して破壊しないと私達は地上に戻れないよ!!魔王の玉座の間に戻ろう!」

「分かった!!……しかし、この攻撃に晒された中で、また玉座の間まで降りないと行けないのか…。」


勇者フィオーレは苦々しく呟いた。

今、勇者達が押し込まれているのは、魔王の玉座の間の最深部から1階層上におり、魔王討伐後、地上へ帰還しようと階段を上り通路を曲がり切った所でこの魔物の群れとエンカウントして足止めされていた。


魔物たちも玉座の間に戻らせまいと猛攻を仕掛けている様だ。

勇者達が魔王軍の激しい攻撃を防戦しながら思案している最中、勇者達と魔王軍との丁度、中央の通路に邪悪な魔素が集中していくのが見えた。


「あ!あウォエ…は!!」

ペトラがぺろぺろキャンデーを加えながら喘ぐ(嘔吐いた)様に叫んだ先には、このダンジョン内で倒した筈の魔王配下の最強の悪魔ウルティメイトデーモンが目の前に突如として出現したのだ。


「そ、そんな…あの魔族も倒した筈…。」

勇者フィオーレ達は絶望の眼差しでその魔族が眼前で復活する様を見ていた。


「ハッハハハハ!!魔王様!あなた様の最後の魔力で私を完全復活させて頂けるとは!この命に代えてもこの虫けら共をそちらに送り届けてあなた様を復活させる為の最初の生贄として捧げさせて頂きます!!」

復活したその魔族は勇者達に憎悪と嗜虐心を宿す眼を向けながら爆炎魔法を放つ。


「くそっ!俺たちの体力も魔力ももう限界に近づいている!このままじゃ全滅だ!奴は魔王にも匹敵する魔力を持つ悪魔だったぞ…。あいつを倒すのにどれだけ苦労したか‥。」


「それにまた奴を倒したとしても…恐らくその時は私の魔力も枯渇して探知魔法も使えない‥。」

「…ここで足止めされていても状況は好転しない!あの最下層に続く階段がある通路まで一気に走るぞ!!」

フィオーレとベレットが互いに目配する。


勇者は指示を出すが、復活したウルティメイトデーモンも加わり魔物達の攻撃は一層攻撃の苛烈さを増しており、牽制する事もままならない程に追い詰められている。


既に魔王との一戦を終えたばかりの勇者達にとって、玉座の間まで無傷で辿り着けるとは思えない状況だ‥。その時一人の男が口を開いた。


「俺が援護するからお前達は先に行け!」

そう勇者達に進言したのは魔法武闘家マジックマーシャルのパンツァだ。


魔法武闘家のパンツァは、見た目はそこらのどこにでもいる普通の冒険者の風体だが攻撃する際に魔力を全身に纏わせて戦う戦闘スタイルの冒険者だ。


見た目はまだ10代後半程で女に間違われる程の中性的な顔つきだが発言は親父ギャグ、またセクハラ行為をしたりとメンバーから呆れられたりするムードメーカー?間違いなく♂である。


「バカを言うな!!あれと1人でやりあうつもりか!!」

「だが誰かが残り奴等の足止めしない事には先には進めないぞ?ここは俺に任せて先に行け!!お前達はさっさとオーブを破壊してこい!」


「それであれば私も残る!!2組に分かれて行動すべきだ!」

ベレットが食い下がる。


「馬鹿を言え。恐らくオーブはお前達の推測通り、玉座の間にあるのだろう。

しかし正確な場所は不明だ。


もしオーブが隠されていた場合、発見する為には魔力探知魔法が必要だが、それを使用出来るのはベレット、おまえしかいない。」


「では、私が残ろう!」

「ぺトラ、お前のキャンディーは今、咥えてる1本が最後だろ?とてもあの悪魔を倒すまで持つとは思えないがな。

そのキャンディーが無くなったら俺のマイサン(股間)を咥えて魔力を回復するか?俺のHPは減ってしまうかもしれんがな…。」


ボコッ!!ベレットのパンチがパンツァの顔面を捕えた。

「お前なぁ!奴等と戦う前に俺があの世に昇天しちまう所だろうが!!俺のHP返せ!」

「パンツ!あんたこんな時までセクハラ!?バカじゃないの!?セクハラは名前だけにしてよね!変態!!」

「何度も言わせるな!俺はパンツァだ!!パンツじゃねー!!」


決死の戦いに赴くこの場面でのやり取りで少しは気が楽になる面々。

そしてパンツァは過去、遠い昔にも同じ様なやり取りをした様な気がする…そう思い出すと口元が緩んだ…が、今は懐古の情に耽っている場合ではない。


「あんたがぺトラにセクハラするからでしょ!!薬草でも食って回復しろ!!」

「薬草て…!……。」

ビタッ!パンツの顔面に薬草を投げつけるベルベットの目には涙が溜まっていた。


「真面目な話、回復魔法を使用出来るぺトラの魔力も残り少ない筈だ。

もし、オーブがあの玉座に隠されている先に新手が待ち構えて戦闘となった時は、ぺトラは必ず必要になる。だから俺一人がここに残り足止めする事が最善の筈だ。」


「お前ひとり残してそんな事が出来る分けがないだろ!!魔王を倒し、俺たち全員で生きて帰るって決めたじゃないか!!

それに悪魔に殺されたら魂も地獄に引き込まれて最高位神官のレイズデッド(復活魔法)も無効化されて生き返れないんだぞ…。」


「フィオーレ!!援軍も来ないこの状況ではやむを得ない…。誰かが奴等をここで食い止める必要があるんだ。

おまえは勇者だろ?勇者は世界を救うのが第1の使命だ。俺とパーティを組んだ時に世界を救うと約束したじゃないか!!」


「でも……でも!!」

そう言ってパンツァは勇者を抱き寄せる。

「行くんだ‥。世界を救ってこい。それに…俺も端から死のうなんて思ってない。

全力で抵抗させて貰うさ‥。」

そう言うとパンツァの口の端はニヤリと歪む。


「‥‥‥。」

勇者一向は涙し誰もが別れを惜しんでいる。そう、パンツァの意思が固い事を認識したのだ。

「分かった。オーブを破壊したらすぐに助けにくる…!必ずな!!」

「あぁ‥そうしてくれ。」


フィオーレとパンツァはがっちりと手を握りお互い引き寄せて再びハグをする。


ペトラとも抱擁を交わしパンツァは三角帽子をとって髪の毛をガシガシとめちゃくちゃにするとペトラはぷんすかと頬を膨らませながらも瞳には涙が溢れんばかりに溜まっている。

ベレットはまだ踏ん切りが付いていないのか俯いたままだ。


「なぁ‥ベレット、まぁ世話になったな。必ずオーブを見つけ出して破壊してくれよな。」

「………。」

「……!?」

ベレットは無言でいきなりパンツァに抱き着き口づけをする。

パンツァも驚きながらもゆっくりと抱き返す。


「幸運を…。」

「おまえもな。生きろよ。ベレット。」



「俺が3つ数えたら走るんだ。いいな!」

「ベレット、ぺトラ、行くぞ!」

フィオーレが意を決した様に二人に叫びかける。


「1…2……3!!行け!!」

パンツァが残りの魔力纏い敵へ猛然と突っ込んでいく。

「うおおおおおぉおおおお!!」

パンツァが正面から攻撃を受けながらも魔物達を蹴散らしていく。


「パンツ!!必ず!必ず助けにくるからな!!」

勇者フィオーレはそう叫びながら振り返る事なく玉座の間へ続く通路へ走り去って行った。

パンツァが孤軍奮闘する目の前に先ほど復活した魔族ウルティメイトデーモンが立ち塞がる。


「勇者ならまだしも、貴様の様な死に損ないの虫けら一匹が我の足止めすると…?小賢しい…。

さっさと踏み潰してすぐに奴らを追いかけ始末しようではないか…。」


……。


パンツァはウルティメイトデーモンの前で俯き微動だにしない。

「おい?聞こえてるのか?……それとも既に事切れておるのか?」


「行った…か‥?」

そうぽつりと呟きパンツァはウルティメイトデーモンに背を向けて勇者達が走り去った先を見つめた。


「余所見をしている状況か?虫けらの人間が。

直ぐに奴等も同じ場所へ送り届けてやるから安心して死んで行くがよい。獄炎爆魔言!(ヘルフレア)」


魔法位階層1~10位階ある内の第8位階魔法の獄炎爆魔言ヘルフレア

階層が上位である程、魔法構築図式は複雑化し魔法の発動は困難となる。

また上位魔族のアークデーモン以上のクラスになると、無詠唱での魔法発動が可能となり、人間では到底達しえぬ世界の筈…だった。


しかしそこには何事もなかったかの様にその男は立ち続けていた。

「……!?な!?何?バカな!!間違いなく直撃だった筈!何をした!!」


ウルティメイトデーモンが動揺するのも無理はない。先程まで魔王軍の攻撃を正面から受け続けて目の前で動かなくなった人間が己が最高の魔法を放ち曝されながらも何事も無かったかの様に立ち続けているのだから。


「さてと…あいつらが帰る為の露払いでもするか…。」

パンツァはそう呟くと掌を己の正面に構え急速に魔法陣を構築させていく。


「な‥!?その魔法陣…神聖魔法の最上位の10位階魔法…!?人間には扱う事は不可能な魔法……しかも無詠唱で構築している…!!?ありえん!!」

パンツァの眼前に次々に構築されていく魔法陣を見てウルティメイトデーモンは驚愕する。


「貴様は武闘家では無かったのか!?我と初めに戦った時には終始、拳で攻撃を仕掛けて来ていた筈だ!!」

「…?ほぅ…。おまえ…俺の事を覚えてくれていたのか?この虫けらの人間風情を…。」


「当前だ!!我を倒した連中の顔を忘れろと言う方が無理な話だ!!100年、1000年後、いやどれだけ掛かろうととも復活する日まで復讐の機会を伺うつもりであったが…魔王様のオーブにより我は復活し復讐する機会がこれほど早く訪れるとはな!!」

「おまえ何回復活するんだよ?」


「人間の欲望がある限り我々悪魔は何度でも復活する。人間どもはお互いを傷つける事しかせぬからな。欲に捕らわれた人間に少し囁くだけで我々側に靡く(なびく)弱い精神力、そして我が魔族を召喚し使役しようとする愚か者の種族だ。」


「人間の欲望がお前達、悪魔を作り出しているのか?」

「痴れた事よ。貴様等人間どもが我々を認識し恐れ慄き続ける限り、我々が滅ぶ事はない!」


「そうか‥。まぁ何度でも復活するがいいさ。その度に俺が何度でも、何回でも眠りに付かせてや…!?」


パンツァがそう言い終わる前にウルティメイトデーモンの腕に憤怒の炎を纏わせた拳がパンツァに振り下された。


「人間如きが!!いつまでも調子にのるなぁ!!この虫けらの人間がぁぁぁぁっぁ!!」


振り下された拳の衝撃により周囲の石壁が崩壊し更にその熱量により一部は溶解していく。


しかしその拳を振り下した先の人間はその攻撃を事もなげに片手で受け止めて平然としていた。


「‥な!?何なのだ‥!?貴様は……何なのだぁぁぁっぁぁっぁ!?」

その悪魔は後ずさりしながら絶叫する。


「そろそろエンディングだ。お前にとってはバッドエンディングだけどな。」


パンツァはそう言いながら口元にニヤリと笑みを浮かべると完成させた魔法陣を発動させる。


「!?な、そ、そんな‥筈が‥…貴様…な‥に…も。」

パンツァの目の前には何も残っていない。

ウルティメイトデーモン含め残りの魔物を一瞬で消滅させた‥。


……


「んー…今回の勇者パーティサポート役も中々面白かったなー。」

と背伸びをしたと同時に、勇者パーティが走り去った最深部から激しい破壊音が轟いた。


「お?あいつら、やったか‥。」


オーブが破壊されたのか、増援として目の前に集結しつつあった残りの魔物達が正気を取り戻し大人しくなっていく‥。

今度こそ魔王の魔力支配から解放された様だ。


「オーブも破壊されて、魔物どもへの魔力供給は断たれたか。

これで余程の事がない限り、魔物も襲って来ないだろうし、襲われてもあいつら3人でも楽に地上に出れるだろ。


しかし今回の魔王は最後に面白い事して来たな。オーブに魔力を封じ込め、自分が倒された事をトリガーとして、倒された最強の配下を復活させつつ魔力支配を維持するオーブか…。魔王も進化しているって事か?


次に復活する時は何をしてくるか楽しみだな…。他の魔王どもも動き出すかな?

しかし前から言ってみたいフレーズ第1位、あれを言う為にこの冒険して来た様なもんだもんだなー。「ここは俺に任せて先に行け!!」とかやってみたかったんだよねー。」


満足そうにそう言うと、パンツァは目の前に転移魔法を展開し勇者達より一足先に地上に降り立った。

そして深呼吸しながら軽く柔軟体操をした後、飛行魔法(Fly)を唱え空に飛びあがる。


「さて!これで俺は死んだ事になってお役御免!晴れて自由の身だ!次は何の仕事をするかな‥。」

魔法武闘家の「仕事」を終え、パンツァは彼方へ飛び去って行った‥。


既にお判りだと思うが、このパンツァがこの世界に来てから400年後の俺である。




連載開始しました。よろしくお願いします!

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