超次元テニス
どうもみなさんスマイルさんです。
今回も日常が好き。を書かせていただきました!
よろしければ読んでいってくださいませ!
※この小説は続編です。シリーズの最初から読まないと話が全くわかりません。
日常が好き。3
*スポーツ*
僕はスポーツができない。
しかし、後輩や店長はスポーツ万能らしい。
「おーい悠! こっちに来て一緒にやろうじゃないか! いいぞーテニス!」
麗華さんとその他後輩三人組はテニスに勤しんでいる。ちょうど4人なのでダブルスをやっているらしい。しかしアホな麗華さんは僕を入れて『3対2ダブルス』をやろうとしているらしい。もうそれはダブルスじゃないです。
そもそも僕はスポーツができない人なのだ。単純に運動神経が悪いのもあるけれど、そもそも僕は運動が嫌いなのだ。というか、普通に足に怪我を負ってドクターストップ中である。今後の人生でスポーツをすることはないだろう。する気もない。できない。やりたくない! なんで僕が自ら進んでスポーツなんぞしなきゃならないんだという気持ちになる。
「おーい悠! どうしたんだ? 早くこっちに来てテニスを……!」
「僕はやらないです。 4人で楽しんでください!」
結構遠くでやっているので声を張り上げねばならない。普段あまり声を張り上げることがないのでちょっと恥ずかしい感がある。
「先輩もこっちに来てやりましょう……よっ!」
華麗にスマッシュを決めながら僕に提案する有能な後輩寧ちゃん。僕がついさっき好きになった子だ。……後輩として好きになっただけで、決して恋愛感情ではない。横で同じくテニスをしていい汗流している眠そうな後輩、夢叶ちゃんも同様、後輩として好きだ。
僕はかわいい後輩にテニスをしようと誘われたのだ。行かないわけにはいかない。先輩としてかっこいいところを見せてやらねばならない。
「わかった。僕の勇姿を見せてあげるよ」
威勢よく出てきたはいいけど、僕はテニスなんてしたことがない。なので、寧ちゃんに教えてもらうことにした。
*テニス*
かわいい後輩、寧ちゃんにテニスのやり方をご教授してもらってから、夢叶ちゃんに少し抜けてもらい、『僕と寧ちゃん』対『麗華さんと義人くん』で対戦することになった。
さあ、少しだが練習した僕の技術に活目せよ!
まずはこちらターン。
寧ちゃんがサーブの姿勢を取ったので、僕も自然と構える。
寧ちゃんがボールを宙へ放る。
瞬間。
寧ちゃんの目つきが変わった。なんというか、こう、鋭くなったというか、相手を殺すと言っているような目になった。
宙に放られたボールに、いつの間にか振られていた寧ちゃんの超高速サーブが真っ向から激突する。
ボールはラケットに当たった瞬間に無残な形に変形し、ラケットのガットの戻ろうとする性質を利用し、ボールは逃げるようにラケットに跳ね返る。そのまま一直線に麗華さんの顔面に吹き飛んでいくボール。
対して麗華さんは、この状況で不自然なほど冷静だった。顔面に一直線に突き進んでくるボールを前に、麗華さんは冷静にまずはボールを首だけ傾けて避けてから、ちょっと後ろに飛びながら超高速でラケットを振る。僕に送るためか、僕の方に視線を投げてきた。心なしか、麗華さんのその時の視線には殺気が含まれていた気がする。
案の定、僕に超光速のボールが跳ね返ってきた。
僕は反射的に身をかがめる。
反射神経が功を奏し、僕は無傷だった。
しかし、僕の背後の地面に目をやると、そこは焦げて煙を上げ、さらに周囲数十センチがクレーター状になっていた。クレーターの中心にはさっきのボールが。
え、何これ、テニスだったよね? テニスってこんなんだっけ? 何でこんなに超次元化してんの? イナ○マイレブンならぬイナ○マダブルスなの?
「おい悠、今のは返せただろ!」
麗華さん、無理だよ! 今のはどう見ても無理だよ! 中学から運動とか一切してない僕にこんな超次元テニスは無理だから!
「センパーイ、もしかして運動できないんですかー?」
義人くんが言う。そうだよできないよ! 悪かったな!
「先輩、やっぱりやめておいたほうが良かったのでは?」
寧ちゃん、その通りだね。
「やっぱ僕はやめときます。4人でやっててください」
僕には超次元テニスは早すぎる。というか、普通のテニスですら早いのではないだろうか?
どうもみなさんスマイルさんです。
今回も日常が好き。を書かせていただきました!
今回のテーマはスポーツです。
私はドクターストップで激しい運動ができないので、できたらこんなんだろうなーというのを少し(?)盛って話を展開させていきました。なんか今回は義人くんが出番ほとんどなかったです。次回は大活躍させたいです!
※この小説は続編です。シリーズをすべて読まないと話が全然わかりません。




