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第3次世界大戦  作者:
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襲撃

「なんだ?敵襲か?!」

あわてる青年をよそに、少女は冷静だ。

「まあ、そんなようなもんだよ。じゃ、具象化解除するから。じゃあね。」

指先が装置のボタンに触れそうになったその時、轟音とともに爆風が吹き込み、装置ごと青年を吹き飛ばした。

「何をする!」

「私じゃないよ!あ~もう!」

爆風で巻き上げられた埃が晴れると、無残に砕け散りショートしている装置と、その横でおたおたしている青年が見えた。

「ヤバ、壊れちゃったよ。これじゃ解除できない。」

あわてる間もなく、周囲から怪しげな足音が近づいてくる。

「なんだ?!何奴だ貴様ら!」

へっぴり腰になって切れない刀を抜く青年に、少女は言った。

「あいつら私が狙いみたい。逃げるよ。装置がぶっ壊れちゃってしばらくはあんたの具象化も解けないしね。」

こんなところにいられないとばかりにさっさと逃げようとするが、晴れた煙の先には、すでに人影があった。

「ヤバ。どーしよ?」


「貴様らぁ!よくわからんがおなごをよってたかって囲むなぞ言語道断!俺が成敗してくれる!」



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