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第22話 レベルアップしたが……

 「それにしても収納魔法ってほんと便利だよね。」


 「まぁあね。」


 「それに、今までだと全部持っていくことができなかったからどうしても換金の金額が減っちゃうけど、武蔵が入れば·····。このままパーティー組んじゃう? 悪い話じゃないでしょ」


 「その話あとでいい?! てか、あの2人こっちに向かってきてる!! 逃げるよ!! 」


 「2匹ずつぐらいどうにかなるでしょ。それにここを上手く使えば簡単に倒せるかもしれないし。」


 「·····。」


 「流石にここまで来れば·····。あれをするから早くいくよシア!!」


 「分かった!」


 シアたちのスピードが早まり俺たちのところにたどり着くがまだオーガたちと距離はある。だが、作戦を立てる時間もなければ、俺はほぼ足手まといのようなもの·····。

 どうすれば·····。どうすれば!!


 「ウォーターフィールド!!」


 「?! ユイ、水魔法使えたの!!」


 「まぁね。さっきは武蔵が真剣だったから。」


 ユイの魔法のおかげで、オーガたちの足元に巨大な水溜まりができる。オーガたちはそんなものを気にせずこちらに向かってきているが、巨大さ故なかなか水溜まりから出ることができない。

 そんな魔法を撃ったユイは力尽き「限界」と言いながらその場で杖に持たれかけながら座っていった。


 「ユイ!!」


 「大丈夫。あとは任せた」


 「「任されました!!」」


 「?! えっ。」


 「武蔵行くよ!!」


 「うっうん·····。」


 シアに言われるまま俺はそのままオーガ立ちに向かって走り出すが、心は恐怖で固められている。

 俺よりも何倍もでかい相手、見た目が怖く、オーガに関しては巨大や棍棒みたいの武器までも持っていて、勝てない相手だと一瞬でさとる。

 そもそもレベルが上がったって言ったって1、2レベほど。そんなものはほぼ意味がない。

 もはや蟻が1匹から2匹になったようなものだ。相手がライオンなら何匹増えようが変わらない。


 そんな状況に陥っている俺は不安でしょうがないが、走りながら「手前のオーガよろしく」とシアに頼まれてしまう。

 そのオーガに近づくも棍棒攻撃をしてくるので、俺は交わしそのまま足を剣で切ろうとするが途中で止まってしまう。

 いくら切れ味がよくたってゴブリンみたいに簡単にはいかない。

 2人の様子をちらっと見るが、ほかの魔物を引き受けてくれたので一応この1匹に集中して問題無さそうだ。


 ?! ヤバイ!!


 オーガの棍棒の追加攻撃が放たれていることに少し遅れて気づいて逃げなきゃ!! と思うが確実に当たると頭のどこかで判断してしまい、先程みたいに動くことができない……。

 振りかざしているのでほんの少しだけ時間があるがこれは死へのカウントダウン……。

 俺は辺りが真っ暗になるような気がし、つい目をつぶってしまうが棍棒は俺に当たることなく何故か上を通りぎた……。


 えっ。恐る恐る目を開けるタイミングに巨大な音がなりよく見てみると、オーガがそこに横たわっていた。

 シアたちとの距離も未だ遠いので、水溜まりで転んだと思うが、ほんと死ななくて良かった。


 あっ!! しかも、思い切って棍棒を手から離してしまうが誰にも当たることなくその場で転がる。

 よし、今がチャンス!! 確実に狙うなら首元!!


 俺は首元まで走るがオーガはそれを警戒してか首元を隠した。

 だが、首を隠したところで顔が空いてしまっている。


 俺は背後からジャンプをし、目ん玉目指して剣を刺すとオーガは聞いた事のない雄叫びをあげると共に首元にあった手で刺さっている剣を抜き投げ捨てる。

 俺は急いで拾うが未だに目を庇っているオーガ。先程まで隠していた首元ががら空きだ。

 俺は意を決してがら空きの首元に剣を上から垂直に落とす。

 中央にある骨まではいかないが近しいところまでスパンと切れ、暴れていたオーガの手は力尽き虚しく落ちていった。

 もしかして、と思いマップを見るとレーダーが消えてるということは……。


 やった。やったんだ俺は!!


 緊張が解けたのか俺はその場で、尻もちをつき、みんなの様子を見るがオーガ、トロール1匹ずつ討伐し、あとトロール1匹が残ってる状態だった。

 これなら、大丈夫だね·····。

 ふぅ。



 ピロン!! レベルアップ!!


 ?!っはぁ。はぁ。マジで驚いた。ほんとこの音辞めてくれないかな。魔物が現れたのかと思ってマジで心臓止まったよ·····。

 確認確認っと。



 攻撃 36 (+18)

 防御 32 (+16)

 魔力 19.5/20 (+10)

 俊敏 28 (+14)

 運  12 (+6)


 スキル

  水魔法 収納魔法 自宅警備員 マップ



 攻撃 72 (+36)

 防御 64 (+32)

 魔力 10/40 (+20)

 俊敏 58 (+28)

 運  24 (+12)


 スキル

  水魔法 収納魔法 自宅警備員 マップ


 相変わらず2倍のステータスになるという化け物級。てか、この調子でレベルアップすれば俺異世界を救えるぐらい最強になっちゃったりして!!


 えへへ。えへへ。


 さて、ユイの元まで行くか。

 俺がユイの元に着くとすぐにユイは口を開けて発言した。


 「·····。武蔵キモイ·····。」


 相変わらずの毒舌だが、そんなことは今の俺に通用しない!! なんと言ってもレベルアップ。しかも今回もステータス2倍だからね!!


 「レベルアップしたんだよ!! この調子で行けばみんなの足を引っ張らなくても済みそうだからさ!!」


 「·····。一応私たちCランクの冒険者だからね。そこは知っといて。」


 「·····。えっ。そんなに上·····。ステータスの攻撃の数値ってどれぐらい?」


 「本当は教えたらいけないんだけど、攻撃は2800ぐらいしかないかな。前衛ならもっと上だけどね。おっ。2人とも帰ってきた!!」


 「·····。えっ。」


 「武蔵はどれぐらい? オーガ倒せるんだから最低でも2000ぐらいあるの?」


 「·····。72」


 俺はボソッとしか言えなかった


 「えっ? 何聞こえない」


 「72だよ!! そこからスキル効果で1.5倍!!」


 「·····。なんでオーガに攻撃届くの·····。意味わかんない·····」


 「それは俺の方だよ·····。」


 ピロン!!


 もしかして、と思いメールを開くとそこには衝撃なことが書いてあった·····。



 33件目

 さすがにそのステータスだと可哀想んん!! 少しアレなので、こちらで調整してます。本当のステータスのみで戦っていてはゴブリンでもやられてしまうぐらいなので·····。レベルが上がって攻撃が1000を超えだしたら少しずつ弱めるつもりだったのですが、ここで知ってしまうとは思っても要らず·····。

ここに住む冒険者などはレベル1から攻撃力400程度ありますがこちらの手違いでそうなってしまいました。すみません。調整はある程度行くとできない仕組みなのでそこのところお願いします


 ·····。


 ·····。


 初めてレベルアップをして絶望を感じたのであった。

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