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第20話 作戦開始

 ピロン!!


 ピロン!!


 32件目

 ここで助けてと言われましてもスキル贈呈などできませんので正直いって厳しいです。ですが、冷静に判断すれば倒せない敵ではないでしょう。それに近くに行けば上位種なのかどうか。という判断も着きますので確認次第作戦決行でも良いかと。 健闘を祈っております。


 5件目

 まず焦らず冷静に判断し分析すべきでしょう。土魔法をつかえるメンバーのことを加味するとあなたが持っているスキル水魔法は必ずしもいい方向に向かうでしょう。それと、あなた方がしようと思っている作戦は非常に良いと思いますのでこの調子で頑張ってみてください。


 ·····。


 はぁ。本当にこの差だよね。

 俺を引き入れたい女神は必死になっているからかもしれないが非常にありがたいアドバイスをくれるのに対し、俺を召喚してくれた女神は正直分かっている情報しかくれない……。

 どうせ魔王を倒すことはないのでこれが永遠に続くと考えれば……。

 本当に主となる女神の変更も考えないとかもな·····。


はぁ。


 俺は口から魂が出るのではないか。と思うほどのため息を漏らす。

 だが、みなはそんなことを気にしている余裕がないのかツッコミがない。


 はぁ。頑張りますか!!


 「さっきの作戦なんだけど、俺が水魔法使えるから土魔法と合わせて沼みたいな感じにできないかな?」


 「沼ね·····。たしかにそれなら上から攻撃するだけでいいけれど、私たちの足場がないと·····。ユイできる?」


 「やってみないとなんとも言えないけど·····。水魔法の威力は?」


 「ポロポロ出るぐらいだけど·····。」


 「そうだね。それだったら今のうちに水を溜めておいて後で土魔法と混ぜた方がいい。マナポーションはあと何本?」


 「あと2本あるよ」


 「2本か·····。わかったダートクリエイト!!」


 ユイが地面に向かって手を伸ばすと、伸ばした先から魔法陣が発生し魔法陣の下にある土がうにゅうにゅと動き出した。


 「えっ·····」


 「慌てない!!」


 地面がうにゅうにゅとある程度動き出した後、魔法陣の上に細長い箱が出現する。しかも足元にはしっかりとタイヤのようなものが付いているので転がしながら水を入れることができそうだ。


 「シア、ちょうだい」


 「はい。大丈夫?」


 「大丈夫、大丈夫。ふぅ。相変わらず苦い。武蔵はこれに水を入れていって。戦闘になると身体強化してもらうと思うから、その分の魔力は残してもらって。」


 「えっ。身体強化できないんですけど·····」


 「「·····。えっ?」」


 シアとユイだけではなく、みんなが俺の顔を見ながら見たことの無い驚いた顔をしているが身体強化はできて当たり前なのか?

 俺は異世界人という特殊な故、順序がぐちゃぐちゃなのか? やっぱりあの女神のせいか!!

 はぁ。っと現実に戻ってきたはずのユイが口を開ける。


 「まっまって!! 身体強化って魔法の初期中の初期!! 水魔法が使えるなら既に使えるはずだけど。」


 「ちょっと特別な入手方法だったから·····」


 「まぁ、いい。とりあえず、少しだけ魔力を残してあとはここに水を入れてくれる? 高さがあるからこぼれる心配もないと思うし、気にせず入れていって!!」


 「ありがとう。」


 「よし、出発!!」


 何とか納得してもらい、俺たちは前に進むことになった。

 肝心の水魔法はポロポロと放出しながら手で容器を押していくが下が砂利道なだけあって揺れる揺れる。

 長さがあるお陰で全くこぼれることがないのは本当に良かった。


 「作戦だけど、1キロぐらいの距離まで来たらそこで私たちの作戦を開始。それまでに武蔵は結構水を貯めておくこと。場所に着き次第、地面と水で沼のようなものを作ってそこに魔物をおびき寄せる。ただ魔物だって馬鹿じゃない。簡単におびき寄せることはできない。そこでシアとリア。沼に気をつけながら動いてどうにか入れて欲しい。近づいてきたら後ろから蹴っ飛ばすとかして入れば大丈夫。無理に全部入れようと思わで。ゴブリンたちは後回しでいいから。」


 「途中で作戦無理そうになったら途中で指示出してくれる?」


 「もちろん!!」


 「よし!! 何としても必ず討伐して商人の街まで行くよ!!」


 「「おー!!」」


 俺たちは魔物たちに向かって歩いていき、ついに全貌が見えてくる。


 「あれは、どらも普通の個体だね。種族別でまとまってるから普通よりかは頭が切れるかもしれないけど、私たちには問題ない。それに飛び道具を使う魔物もいないから作戦通りで行くよ!!」


 「「はい」」


 徐々に近づくにつれ緊張してくるが、水魔法の手だけは弱めず作戦のだいたい1キロぐらいまでやってきた。


 「よし、ここら辺に作るか。ユイ、お願い!!」


 「武蔵、水のカゴを私の隣に置いて!! 合図したら動いてる土に入れて。よし、ダークムーブ!! 入れて!!」


 「うん!!」


 俺は水魔法をやめ容器の中に入っている中身だけをどうにか出そうとしたが手が滑って台車ごと突っ込んでしまった·····。


 「ああ!!」


 「大丈夫。元々土だったから。それと、水の量的に沼までは行かないけど、一時的に動けなくするぐらいの効果はありそう。あともう少し時間がかかるから、待って!!」


 「そうだ!! 武蔵、これを使って。私の予備の武器だけどないよりかはマシだから。あまり傷つけないでよね!!」


 「ありがとう。」


 俺はシアから予備用の武器を借りたりして時間が経っていくと沼?は完成したが、俺たちに気づいて魔物たちが走ってくるのが伺えるが、ゴブリンは歩幅が小さいので遅れてやってきている。1番初めに来るのがオーガ。その次がトロール、そしてゴブリンだ。


 「みんな、行くよ!!」


 その声とともに俺たちは作戦を結構した。

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