第17話 女神メールがうざい
「武蔵難しい顔してるけど、どうしたの?」
「ああ。大丈夫。なんでもないから!!」
「それならいいけど……。」
「やっぱり怪しい……。」
それにしても、なんでまた連絡をしてきたのか謎だな。と考えていると難しい顔をしていたみたいだ……。
てか、ほんと俺を召喚してくれた女神はポンコツな上に嫉妬深い……。女神と言うとしっかり者で完璧というイメージがあったがただのイメージだったみたいだな……。
ピロン!!
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私はポンコツ女神と違いあなたの理想に少しは近いと思います。そういうことをしっかり加味してくれると嬉しく思います。たまに取り乱すこともございますが、冷静になり分析する力があるのに対し、あなたを召喚した女神はそういう力が欠如しています。よく考えてくださいね!!
ピロン!!
はいはい、見ますよ。見ます。
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ちょっと待ってください!! あなたの言い方からして、もしかしてまた私の同僚があなたに連絡しているのではないですか!! どうなのですか!! 1度心で語ってみてくだしい!! そうすればすぐに分かります!! ついこないだ創造主に怒られたばかりだと言うのに……。もうこんなことがないようにかけおってみます!!
……。とりあえず、また連絡がありましたよ〜。
「はぁ……。?!」
「?!」
「なにか御用ですか……。何か用?」
「変なことしないか監視してただけ。それにしてもさっきから私のことばかり見て何考えてるの!!」
「……。別に何も考えてないけど……。」
「ゆいに相当気に入っちゃったみたいだねー。あの男嫌いなゆいがね……。これはこのままくっついちゃったり」
「絶対にないから!!」
「はいはい」
大きな声で否定していたが、またもや真っ赤な顔をしている……。
ついついメールに夢中になると色々こっちで迷惑をかけることがあるみたいだから気をつけるしかないな……。
ピロン!!
ピロン!!
とりあえず、外を見てる風をしながらメールの確認しないと。結構良いところだから気になるんだよな。
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バレてしまいましたか……。ですが、今回はあまり良くないことはしていないのであまりお咎めはないでしょう。それに、私はあなたが生きていけるように少しでもと思い色々と動いております。そんな気持ちが届いてくれたら嬉しいです。
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創造主に確認したところ、諦めろと言われてしまいました……。本来であればこんなことが無く初めてのことなので色々と戸惑っているのかもしれませんね。
メールが来た時に私のメールとわかるようにしようと考えておりますので、もう少しお待ちください!!それと、同僚のメールが嫌な時は言ってくださいねを自粛するように言います!! いや、もう言います!!
とりあえず、ふたりの女神からメールが届くようになったが少し放置ということで……。
とりあえず、こっちでどう生きていくか。を考えていかないとな。
?
てか、さっきからちょこちょこ、ユイが俺の事見てるんだけど、やっぱり怒らせるようなことでもしたかな……。
思い当たることは何も……。
やっぱり連絡入れ忘れだろう……。
後で改めて謝っとこう……。
その後は女神からメールも無く、魔物も出ることなく二日が過ぎ、予定ではあと3日となった。
そして、俺たちは草原を抜けこれから砂利道がある小さな山を通ろうということろで1度休憩になっている。
私たちが通る道は砂利道だが、そこは彫ってあるかのように左右は5mほど高さがあるので上の景色は分からない。人達が通れる道幅は馬車3つ分と言ったところだろう。
この砂利道こそ魔物が出やすいとの事だが、大体はゴブリンだけで多くて5匹同時との事だ。商人は1人1匹と考え計5人応募した。と言っていた。
「では、これからは少し戦闘があると思って下さい。少しでも魔物の気配を感じましたらお声がけ頂き、そこで馬を停めたいと考えております。では、出発致しましょう。」
「「はい!!」」
そうして、全員乗った馬車は砂利道が続く道へと進んでいく。
こんな時こそマップで魔物確認だよね。ほんと自宅警備員というクソスキル使用時しか使えないとかほんと無能スキルだよな。それに24時間縛りもあるし。
色々考えてからスキルというものを作って欲しいってもんだよ。なんか召喚された時、魔王を倒せみたいなこと言ってたけど、どうせ無理だろうな。
「止まって!!」
「はい!!」
もしかして……
「魔物発見!! 敵の数は多分4。どれもゴブリンだけど、石を投げると思うから気をつけて。武蔵はここで商人さんを守ってて!!」
「うん。」
「行くよ!!」
馬車が止まったところで俺たちは馬車をおり、シア達4人組はゴブリンに向かって走っていった。
だが、俺は嫌な感じがする。
この異世界に召喚されてからのことを考えろ。なぜだか俺が不幸になることばかり起こっている。しかも、ただの不幸じゃなくて、死ぬんじゃないか。と思うような最悪ぐらいのことばかりだ。ということは、ただここにいるんじゃなくて、戦闘態勢を取らないと。
でも、どうする? 武器は無い。スキルは24時間縛りのせいで使えない。
まだ入ったばっかりだぞ。
どうなる!!
俺は唾を飲んことを忘れるほど緊張が走り、周りを見渡しながらシア達を待つが俺が思っていることは結局起きなかった。
ただの思いすぎ、いや、あの街が悪いんだろうな。などと簡単に投げ出しているが、あとになってこれを後悔することになるのだ。




