−3 過ちと去りし日 Ⅲ
ファンタジーライフで全てが狂いました\(^o^)/
すみません,今年中には完結はさせますので…
とりあえず今月にもう1話はあげます
こうして、相変わらず英語ができない今の俺が出来上がったわけだ。
だからあの時の後悔がこうして夢となって出てきたと思うと、とても納得できる
そんなことを自宅の布団でつらつらと考えていると、携帯から通知が響く
どうやらハクからのようだ。
その内容に俺は顔を顰めずにはいられなかった。
「ねぇ、夢遊病って知ってる?」
「突然何があったんだ?」
しばらくスマホの画面と睨めっこをしていた俺は
ハクに文章を送る。返信はすぐに帰ってきた。
「最近できた友達が悩まされているらしくてね
まさには予知夢があるし、詳しいかなって」
「ああ、そういうことか
俺もそんな詳しくはないかな、ストレスが原因の一つとかって聞いたことあるけど」
「そっか
ちなみにまさはなったことある?」
「俺はないかな、最近は予知夢もみないし」
「そうなんだ、前はどれぐらいの頻度で見てたの?」
「月に1回くらいは見てたかな」
ハクとそんなやりとりをして、ふと時計を見ると遅い時間になっている
明日は映画の講義で昼間は寝れるが、流石にそろそろ寝ないと他にも影響が出る
それに夢で勉強会をしているせいで正直あの時間に寝ても疲れがとれた気がしない
「すまん、もう眠いから寝るわ。おやすみ」
とだけ送り、俺は再び床に就いた。
その日俺は夢を見た
サラが泣いている夢だった。
普段の元気いっぱいな姿から掛け離れたサラに
夢の中の俺は幽霊のような状態で話しかけることもできず
ただ眺めていることしかできないまま夢から覚めた




