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「外食は体に悪い、自炊は体に良い」に対する反論と、食生活を含めた将来の夢。

作者: 行世長旅

 外食は体に悪い。

 自炊は体に良い。

 こんな印象を抱いている方はいるのではないでしょうか?


 確かな記憶ではありませんが、何年か前から始まっている健康ブームでそのような発言を聞いた覚えがあります。


 まず、この論は間違っていると明言しておきます。


 外食は体に悪いとは限りませんし、自炊が体に良いとは限りません。

 これから理由を説明していきます。


 ですが先に一応、それぞれの言説の正しい部分だけ書き出しましょう。


 外食が体に悪いとされる理由ですが、主に生活習慣病に関わる栄養の摂取を問題視しています。

 どの料理にどんな調味料をどのくらい使われているのかを、なかなか明確に想像できないのです。塩はどのくらい使われているのか、揚げ物は酸化した油で揚げられていないだろうか。そういった部分がわかりにくいです。

 例えば皆さんは、肉じゃがにどれほどの砂糖が使用されているかわかるでしょうか?

 作り方によりけりではあるのですが、一人前で大さじ1杯(9グラム)ぐらいです。

 しかしこの数字は、あくまで調理一例に過ぎません。お店で提供されるものは、店主の意向にもよりますが「少し濃い目にしたほうが美味しいと思ってもらえる」と考えられています。

 なので実際にはもう数グラム多いです。大人が1日に摂取する糖類の目安は、25グラムとされています。

 つまり、肉じゃが1皿で1日の糖分の半分を摂取してしまう計算になります。

 大雑把な計算なのは承知です。砂糖は煮汁に溶けているため、煮汁を飲み干さなければ摂取は控えられます。甘味を砂糖に頼らずとも感じさせる作り方をしている店主もいるの思います。

 ですがだからこそ、「体に悪い」と一緒くたにくくれもしません。


 そして自炊は、調味料を自分で調節できます。濃くなり過ぎそうだと思ったら少なめにできます。

 これが、「体に良い」と一緒くたに括ってしまう言説です。

 そう、一緒くた。

 いくら自分で減らせるとは言っても、好みの濃さに合わせようとすれば結局濃くなってしまう場合が多いです。薄味で妥協しようときちんと律せなければ、ほとんど意味がありません。

 それどころか、お店は薄い味でも美味しく感じさせる品を提供しているところもあります。薄味ではなく、上品という表現が正しいです。


 さて、一応は言説の正しい部分を説明しようと思ったのですが、結局は異論を書き連ねてしまいました。

 それではもう少し追記しましょう。


 外食は食べるものが好きなものに偏ってしまうと言われてますが、自炊だって同じです。偏らないように意識すれば、外食も自炊も変化を出せます。


 各種栄養は自炊のほうが計算しやすいですが、最近では大型チェーン店なので栄養表を掲示しているところもあります。もちろん掲示していないところもありますが、自炊で逐一計算するような人なら店で提供されるものもだいたいの想定をつけられます。


 自炊は自分でメニューを揃えられる分、手抜きをできます。バランスの取れない食事になってしまう可能性もあります。その点、外食ならば追加注文の一手間でメニューを増やせます。


 どうでしょうか。外食は悪くて自炊が良いという印象は無くなってもらえましたでしょうか?

 良し悪しに差があるどころか、どちらも優劣は無いとわかっていただけたでしょうか?

 金銭面や時間効率の話をし始めるとまたややこしくなりますが、少なく今回の議題の「外食と自炊の良し悪し」については解決できたはずです。


 あぁ、1つ書き忘れていました。

 外食と言っても、添加物増し増しのコンビニ弁当などは論外です。はい。


 それと、ここからは私の将来の夢です。

 

 私は、可能な限りで外食をする生活にしたいと思っています。

 朝は別として、夜と、できれば昼も。毎日外食や出前に頼る生活をしたいです。

 今は自炊をしているのですが、どうしても時間を取られてしまいます。食材の買い出し、食材管理、調理、後片付け等々、意外と手間がかかります。

 なのでその時間を削りたいのです。徒歩数分圏内に飲食店のある部屋に住んで、毎日食べに行きます。食べにいく手間を考慮しても、作ったり食材を買いに行ったりするよりは時間を削れます。

 そうやって時間を削り、作り、創作の時間として使いたいです。

 調理時間も自分でやるよりかかるかもしれませんが、待っていれば勝手に料理が出てきます。待っている時間を執筆などの作業に当てられます。


 とにかく時間を作る。とにかく創作に打ち込む。それが、私の理想とする人生設計図です。

 今は別段、創作が好きではありません。しかしやるとなれば、とことん時間を作ってやりたがるはずです。

 調べれば知識になる。書けば文章になる。そうやって作家人生を歩みたいです。


 収入的にも能力的にも、かなりの大成功を納めなければ不可能でしょう。

 しかし、夢を語るならば、自分が思わず笑んでしまうほど大きいほうがいいでしょう。


 夢の第一歩に必要なのは、創作を好きになる、だと感じています。

 逆に言えば、好きにならない程度にしか理解できないなら夢は叶わない。


 今はまだ好きではありませんが、好きになれるよう知っていきたいと思います。

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