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5話 お母さんの言葉

前回短かったので今回は頑張りました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数々の苦難(お母さんの鬼畜授業)を乗り越え、私は………10歳になりましたぁぁぁ!!今思うと、あっという間だった。授業中は早く終われとか思ってたのになぁ。見た目も成長して、生まれた当時30cmくらいだったのに、今では驚きの2m越えだもの。成長って早いもんだねぇ。…なんか言ってる事がババ臭かったな。んんっゴホン。成長しているのは見た目だけでなく、もちろんステータスも成長しました!!それがこちら!!


《ステータス》

真名:セリュエラ

性別:女

種族:月龍

年齢:10

Lv:206

HP:648300/648300

MP:879900/879900


〈種族スキル〉

ブレス・人化・威圧・守護の契約・魔攻耐性Ⅹ

〈スキル〉

全言語理解・完全記憶・精神攻撃耐性Ⅹ・超回復Ⅹ・真眼・超直感・料理Ⅵ・裁縫Ⅴ・歌唱Ⅶ・奏楽Ⅴ・マッピングⅣ・気配遮断

〈魔法スキル〉

魔力操作・火,水,土,風,闇属性魔法Ⅹ・時空魔法Ⅸ・魔素操作・

〈武術スキル〉

体術Ⅹ・剣術Ⅹ・棒術Ⅹ・槍術Ⅹ・刀術Ⅹ・扇術Ⅹ

〈称号〉

異界からの転生者・神々に期待されし者・嘘発見器・人を信じられぬ者・神速の殲滅者・鬼畜に耐えし者

〈加護〉

地球神・運命神




と、なってます。結構どころではなく、進化レベルだよねこの成長具合い。しかもレベルなんか200超え。この世界のカンストって1000とかなんですかね。…だとしても成長しすぎだよね。スキルのレベルはMAXのⅩ(10) にほとんどがなってるし。まぁ、頑張ったからだけどさ。料理と裁縫も上がったし、新しいスキルも手に入れたし、お母さんオススメの狩場で経験も詰んだ結果だけどさ。そのおかげですっごく厨二病チックな称号着いたし。HPとMPなんて桁が違うし…。私は着々とチートへの道を歩いているようです。ちょっと、というか結構嬉しいけど。でも、成長しているとは言ってもお母さんには未だに勝てないんだよねぇ。圧倒的に経験が足りない。亀の甲より年の功とはよく言ったものだよ。たぶんこれ言ったら怒られるだろうけど。女性に年齢の話はしちゃいけないもんね。前世の私は10代だったからわかんない感覚だけど。はい、そんなことは置いといて。今私はテストされてます。なんのって?マナーです。………マナーです!良いですか?マナーですよマナー!!何で?!私龍だよね??と、思いましたよ。でもお母さん曰く、「人化した時に恥かくわよ?」との事。人化してから始まったこの授業。ホントに頭の上に本乗っけるんだと知ったよ。お母さん流なのかもしれないけど。武術の授業がなかったら絶対にやりきれなかったと思う(白目)。そんなことを考えながらも、私の体は習った通りに迷いなく動く。お母さんの指示の元作った白のシンプルなドレスを着て、紅茶を入れたり、お母さんと会話(言葉遣いのチェック)をしたり、歩いたり、何故かある階段を昇り降りし、マナーの一寛で習った楽器演奏をし、お母さん相手にダンスをする。ダンスの曲は授業中はお母さんが弾きながらやってくれたのを思い出しながら一定のリズムで。






物凄い緊張の中、私はお母さんの合否発表を待つ。

「・・・」

「・・・」

お互いにじっと見つめ合う。私は探るように、お母さんは真剣な目で。実際は数秒も経っていないのに、数分のように感じる。そしてお母さんがおもむろに口を開き

「合格よ!!よくやったわ!!」

一瞬言われたことがわからなくてポカンとした後、お母さんの言葉がじわじわと染みいるように理解し、喜びが溢れんばかりに自分の中から湧き上がってきた。口元に手を当ててプルプルと震えてしまう。達成感が半端ない!!そんな私を優しい目で見つめながら、

「貴方はもう立派なレディよ!最近なんて普段の仕草も上品になってるし。さすが我が娘!!」

というお母さん。その言葉が1番嬉しく感じた。あの時(2話の時)超直感に従って良かったと、心の底から思った。




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