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4話 フラグは立てるものではありません

お母さんに拾われてから早3年。3歳に…なったどぉー!!ちなみにこの3年間、私は特になんにもしていない。中身が高校生でも体は幼児だからね。ってことで、体がだいぶ丈夫になったので、いよいよ狩の勉強が始まります!今からワクワクが止まらないぜっ!!



━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━ーー

━━ーーーー

「もっと速くっ!!」

「は、はい!!」

言われるがままに爪を振り下ろす。

え?今何してるかって?お母さんにしごかれてますが何か?

「考え事しないっ!!ほら当たるわよ!!」

「はいぃぃぃぃ!!」

必死で体を捻るとすぐ真横を鋭い氷の塊が飛んでいった。そう。私は今お母さんの攻撃(氷)を避けたり、それに向かって攻撃(爪)をするという勉強というか修行をしている。…泣きそうです。さて、何故お母さんは氷の口撃しかしていないかと言うと、お母さんは蒼色の鱗を持つ、“蒼龍”という種類の龍で、水、氷魔法を得意とする龍の為、俗に「氷龍」と呼ばれているらしい。魔法は5歳からということで、物理攻撃しかできない私は水を相手に攻撃なんて無駄だということで、氷を相手にすることになったのだ。加減してくれてるようだけど、痛いものは痛いんだよね。

って危なァァッ!!

「ヒュンッ!!」

後ろから来たんですけどぉ?!




ふ、ふふふ、ふふふふふふふ。

こうなったら、やってやろうじゃねぇかコノヤロウ!!(吹っ切れた)




─数時間後

や、やりきったぁぁぁぁぁ!!ど、どうよっ!!凄いでしょっ?!私頑張ったっ!!よし!何とかやりきれたし、明日からも行けるんじゃない?!やる気出てきたァ!!ご飯のため、自立するため、頑張るぞ!!おーーー!!








後日、「明日からも行けるんじゃない?!」というフラグはきっちり回収されるのであった。

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