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諦めって大事だよね。

池に映る龍が自分の姿であることを理解出来ず、しばらく固まってしまった。何度見ても池に映るのは龍。はぁ、受け止めるしかないよね。うん。私は龍だ。前世が人だろうと、私は龍。それでも私は私。中身は変わってないんだからもう気にしないでおこう。よし、ここは龍になったことを喜んでおこう!!ゲームだろうと、アニメだろうと、小説だろうと、龍は伝説だったり、チートな存在なんだから。私はラッキーだ!!さて、と。今は自分のことをしっかり把握しなくちゃね。あ、そういえば自分の姿を細かく見てないや。まず全身白銀。目は…おっ!金色だ!あ、でも少し薄いから白金かな。でも瞳孔は縦に割れていて、金色だね。あと、角は2本。鱗と同じ白銀色でこめかみから後ろに向かって生えてて、途中から上に向かうように曲がってる。あの、なんて言ったかな。えーと、えーと。あ!ジェレヌクだ!前世、動物好きだったから知ってるんだけど、そのジェレヌクの角にちょっと似てるかも。顔も、小さめで、シュッとしてる。あれ?カッコよくない?私。うんうん。なかなかイケてる。翼も大きいし、これは練習して飛べるようにならないと!よし!これで見た目はよぉく分かった。あとは、私は何が出来るのか、だ。うーん、異世界だし、とりあえずアレ言ってみようか。自分を知るには最適のアレ。いきます!!せぇーーのっ

「キュキューキュス!!キュッ。(ステータス!!あっ。)」

そういや、発音ができないじゃん!って思ったらフォンッと私の前に薄青色の半透明なボードが出てきた。どうやら無事に出来たようだ。良かった、良かった。そんなステータスがこちら!


《ステータス》

真名 :セリュエラ

性別 :女

種族 :月龍

年齢 :1

Lv :1

HP :585/585

MP :649/649


〈種族スキル〉

ブレス・人化・威圧・守護の契約・魔攻耐性Ⅹ

〈スキル〉

全言語理解・完全記憶・精神攻撃耐性Ⅹ・超回復Ⅲ・真眼・超直感

〈魔法スキル〉

魔力操作・火属性魔法Ⅰ・水属性魔法Ⅰ・土属性魔法Ⅰ・風属性魔法Ⅰ・闇属性魔法Ⅰ・時空魔法Ⅰ・料理Ⅱ・裁縫Ⅱ・魔素操作

〈武術スキル〉

体術Ⅰ・剣術Ⅰ

〈称号〉

異界からの転生者・神々に期待されし者・嘘発見器・人を信じられぬ者

〈加護〉

地球神からの加護・運命神からの加護



うわぁお。すっごいステータスだな。うん。他人に見せられないやーつ。なのに…。なのにあまり驚いてない私。だって、自分が龍って知った時の方が衝撃が、ね?あったからさ。はぁ〜。よくわかんないのも多いし…。これ説明出てくれないかな。こう、念を送って…あ、出たわ。よくわからないやつだけ見てみよう。長いし。


真名:魂の名。この名を呼ばれたあとに命令され ると、その命令に逆らえない。そのため、容易に教えてはいけないもの。


月龍:この世界(アリオス)に、一体しかいない伝 説の龍。日,月,火,水,土,風の六龍が一体。日龍と対になっていて、月龍と日龍の存在数は同じ。


守護の契約:自分と自分が認めた者との相互理解の元に行う契約。自分はその対象に真名を教え、契約名を貰うことで契約は完了する。契約すると、その対象に危害を与えられなくなり、護らなくてはいけなくなる。自分から漏れでる魔力を抑えられるようになり、他種族との交流が図りやすくなる。契約を切るにはその対象を殺すしか方法はない。


真眼:注目したもの(生物、無生物関係なく)の真実を見ることが出来る。なお、隠蔽などのスキルで偽ることも隠すことも出来ない、最上位鑑定系スキル。


魔力操作:自分の魔力と、触れているものの魔力を操作出来る。無詠唱で魔法を行使できる。


超直感:それが自分にとって良いのか悪いのか、また、注意しないといけないのかが何となくわかる。


魔素操作:全ての元である魔素を操作し、あらゆるものを創り出す事ができる。ただし、明確なイメージが必要。また、生命を創造することはできない。


地球神からの加護:地球で過ごした中で見たもの、感じたことなどをその時覚えていなくても、知識として思い出すことが出来る。


運命神からの加護:*#$&@&*!*#✫(読めない)


あぁ、うん。よぉぉぉく分かったわ。










考えても無駄だということが。







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