市ノ瀬高校新聞部 部長 田中加奈子の最後の記事
凄く更新速度が遅いと思いますが、見て頂けると幸いです。
市ノ瀬新聞 第126号--タナカナのその日の想い--
私達が新聞部を作り、もう2年と10ヵ月の月日が経過した。初めは部員数も少なく、学校側に認められず同好会からのスタートであった。
部として活動出来たのは私の無理に付き合ってくれた仲間と私達が市ノ瀬高校に入学する少し前に話題いとなった「ぶらくり町のジェイソン」のお陰だろう。
ジェイソンについては市ノ瀬新聞創刊号に詳しく記載しているので、見てもらえれば解ると思う。
あの怪談をきっかけに私の視野は広がり、普通に生活していれば経験出来なかった事が体験できた。
今の私がいるのはジェイソンのお陰、本当に感謝している。
私がこの市ノ瀬高校を卒業しても、新聞部がこの先も残っている事を願う。
5年先も10年先も……私達が作ったこの場所が無くならない事を。
この記事をもって私の新聞部としての活動は最後になるだろう。
だけど私は、今後もこういった文字で何かを伝える仕事に携わりたいと思っている。
また何処かで、この記事を読んでくれた貴方に出会えることを信じて。
市ノ瀬高校新聞部 部長3年F組 田中加奈子