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竜たちの讃歌 ~見目麗しき人の姿で生を受けた竜の子は、強気な女の子に囲まれて日夜翻弄されています?!~  作者: たにぐち陽光
第二章 竜は地道に課題をこなそうとして、火竜の気まぐれに翻弄される
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第十九話 アルフォンソの覚悟

6月23日誤字脱字等修正しました。

 飛行(フライト)移動(コンベア)の魔法での墜落後、俺たちは日が落ちるのを待って行動を開始することにした。二、三時間足らずではあったが、ちょうど良い静養になった。フアンが一番元気だったのには驚いたが、悪運が強いというか、さすが元黒タグ傭兵の面目躍如といったところである。

 それにしても、あれだけの大惨事だったのに誰にも気付かれなかったのは幸運だった。町から離れた場所に不時着したことが功を奏したのだろう。

 ただもちろんそれだけが理由ではない。

 こうして暗くなってみるとハッキリとその異常さが浮き彫りになって来る。平時ならば深夜遅くまで活気に満ち溢れ、森の中まで煌々と照らし出すほどの町の明かりが全く無いのだ。唯一見える明かりと言えば支部だけだったが、それもか細くポツンと灯っているに過ぎない。


「なんか嫌な感じだ」

「支部に砲弾が届くという話でしたが、さすがにこの距離だと何も見えませんね」

「ここでとやかく言っても始まらん。先へ進むぞ」


 暗闇の中、フアンを先頭に一路町を目指す。さすがにこの辺りの森は何度も往復したせいか、明かりがなくても問題ない。だが、アルフォンソだけはどうしても森の暗闇に慣れず、ビクビクしながらテオの後ろに張り付いていた。長槍を持っているテオはとても鬱陶しそうである。

 だが、町が近づいてくるとアルフォンソは俄然先を急ごうと前のめりになり、かえってアデリナに嗜められていた。気が逸るのは無理もないが、相手は王子を捕らえようと必死なわけで、アルフォンソが前に出るのは甚だ都合が悪い。


「アルは見つからないよう後ろで隠れてな。ここからは青タグ保持者であるこのフアン様の出番だぜ」


 そう言ってアデリナに向かって最高の笑顔を送るフアンは鼻息荒く先をずんずん進み始めた。……どう考えてもいい所を見せようと躍起になっているようにしか見えない。


「フアン! 何を先走っているのです。もっと慎重に進まないと見つかってしまいます」

「ダメでしょ、フアン。墜落してまで早く来た意味が全部なくなるじゃないの!」

「はい……すいません」


 口調は穏やかだが厳しい表情のアデリナに(とが)められ、さらにヴィオラの強烈なダメ出しを食らっては、フアンもすごすごと引き下がらざるを得なかった。


「ふっ、お調子者め」

「うるせ、アルには言われたくないわ」

「二人ともー、またアデリナに怒られるよー」


 フアンとアルフォンソはまだ何か後ろでいがみ合っていたが、テオに諭されアデリナが一睨みするとようやく静かになった。

 変わって前に出たのはヴィオラだった。慎重に歩みを進め、周囲をうかがってから先を促す彼女の指示でようやく俺たちは支部周辺区画までたどり着く。


「結構な数の監視の目がありますね」


 一歩前に出たアデリナが周囲を見渡した後で皆に注意を促した。


「そこの建物、向かいの二階の部屋、それから――」


 とにかく彼女の気配を察知する能力は桁外れだった。それこそ探知魔法を使っているのではないかと思うほど瞬時に敵の位置を把握する。


「めちゃくちゃ居るなあ。さすがに支部までは潜んでないよな……」

「一応職員総出で警戒に当たっているはずよ。ほらっ」


 ヴィオラが示した先には支部の周りを注意深く見回るギルド職員の姿があった。


「あ、あれ、アイラさん! それに……」


 俺は咄嗟に手を振ろうとして、その近くでこそこそと付回す影を見つけ慌てて物陰に隠れる。


「あからさまに怪しい奴だ。僕が行ってひっ捕らえてやる」

「待って下さい、若。あれは囮です」


 そう言って、アデリナは城壁の上を指し示した。そっと視線を送ると、確かに城壁の上に欠伸をしながらではあったが下を監視する者の姿がある。


「あれは?」

「ニエブラ公付きの貴族ですね。王宮で見かけたことがあります」


 うわっ、危ない危ない。俺のせいで見つかるところだった。殺気を放つ獣と違って、いまいちやる気のなさそうな貴族(おっさん)の視線なんか気付かないって。よくあんなのわかるな。アデリナの技能(スキル)はもしかしてマリーより凄いんじゃないか。


「ははっ、こんなところまでご苦労なこった」

「きっと若を見つける為に何人か支部側へ派遣しているのでしょう」

「フン、あのような緊張感のない奴らに見つかってやる僕ではない」

「でも、この近くに城門ないのに、どうやってあそこまで来てるの?」

「あ、ん? カトルお前知らんのか? この裏手が王宮のある区画なんだぜ」

「えっ?」


 フアンの言葉に思わず驚きの声を上げてしまった。この壁のすぐ裏側が敵の中心部だなんて初耳だ。


「本来、王宮は砦としての役割が強かったんだ。昔は蛮族が攻め入ってきた際の重要な拠点で、今でも城壁まですぐ援軍を出せるようになっているからな」


 アルフォンソが少し誇らしげに教えてくれた。


「それが今では平和になっちゃって。支部の近くに城門が無くて、不便で不便でしょうがないけど、王宮が近いからって理由で城門建設が頓挫してるんだぜ」

「僕は城門建設に大賛成だと父上に伝えたぞ。貴族どもが難癖つけているだけだ」

「まあ、王宮近くまで傭兵にうろうろされたら、貴族街に住んでることだけが心の拠り所の連中には我慢ならないからだろ? どうだ、カトル。貴族なんてほんとしょーもない生き物だぜ」


 そういや以前、フアンが貴族に何の気概もないって言っていたっけ。以前は達観しているだけかと思ったが、どうやら結構根が深い問題なのかもしれない。


「お前がロベルタの弟で、貴族なのは変わらないわよ、フアン」

「そんなの分かってるって」


 フアンはもうこの話題に触れてほしくないのか、ヴィオラにあっち行けと言わんばかりにしっしっと手をひらひらさせた。


「ほう、ではこの城壁さえ何とか出来れば王宮に乗り込むのも容易いわけだな?」


 唐突に、今まで黙っていたラドンが口を挟んでくる。

 どうせまたろくでもないことを思いついたんだろう。


「……今度は何を企んでいるのよ」


 ヴィオラが眉を吊り上げならがラドンを問い詰めるが、どうやら思いは同じようだ。彼女の場合、ついさっきとんでもない目に遭ってるからなおさらかもしれない。


「はっはっは、それは後のお楽しみだな。今はアラゴン商会に行くのだろう?」


 そう言って、ラドンは取り合おうとしなかった。今から気をもんでもしょうがないが、本当にこいつは何かやらかしそうで怖い。よーく見張ってないとダメだ、と思ったらどうやらヴィオラも同じ事を考えていたらしい。ラドンを介して視線がかち合った。お互い何を考えていたのかわかって苦笑いをした後、揃って深い溜息を付く。


「何だ、小僧。溜息など付いておらんでさっさと行くぞ」


 こちらの気苦労など知った事ではないようで、ラドンはさっさとロベルタのいる店の裏手を目指して歩き始めた。




 ―――



「誰?!」

「ロベルタ、私よ」

「ヴィオラ! えっ?! もう?」


 商会の裏手から地下に降りていくと、ロベルタと二人の従業員が身体を震わせながら身構えていた。数人しか知らないはずの裏手の扉が開き、地下へ誰かが降りてくる音がすれば怯えるのも当然だろう。まさか、俺たちが帰って来たとは露ほどにも思わなかったらしい。

 まあ、急いで丸三日掛かる距離を半日で帰って来たのだから驚くよな。

 俺たちの顔を見るとホッとしたようで、嬉しそうに笑みをこぼす。


「はっはっは、秘中の秘だが教えて進ぜよう。それはな――」

「このおバカな魔法使いが無鉄砲この上ない魔法を使ってすっ飛ばして来たのよ」

「何を抜かすか! わしの飛行(フライト)移動(コンベア)の魔法を愚弄するとは!」


 いや、言い得て妙だろ。便利だけど危険極まりなかったじゃないか。

 せめてもうちょっと降りるときに速度を落とせれば快適な空の旅と言えなくもなかったが、今となっては墜落の衝撃が凄くてしばらく考えたくないレベルだ。


「本当に無事で良かったです。やっぱり私の言う通りにして良かったでしょう?」

「う、ん……まあね。お陰で一生ものの傷を背負う事になったけれど……」


 いまいち肯定しきれないヴィオラが曖昧な反応を示した。最後の方はロベルタに聞こえないようぼそぼそ言っている。


「どゆこと? 姉ちゃん」


 なぜか得意げなロベルタに興味が湧いたのか、フアンが珍しく自分から姉に話しかけた。それに気を良くしたのかロベルタはさらに胸を張って喜色満面な笑みを浮かべる。


「ふふん。お姉ちゃんがこちらのラドンさんにお願いしたのですよ。ヴィオラはとても反対していたけれどラドンさんなら大丈夫だって」

「はっはっは、フアンよ。おぬしの姉は見る目があるぞ。何しろ、天ぷらを食べにきたわしを、すぐに偉大なる魔法使いと見抜いたからな」

「外が凄いことになって皆右往左往しているのに、おたくが暇そうだっただけでしょ!」

「なんだ、ヴィオラ。――まだ支えてやった時の事を怒っているのか?」

「怒ってないわよ!」

「しっかり怒っているじゃないの。……何の事?」

「何でも無い!」


 肩を怒らせながらヴィオラはずんずんと歩いていってしまった。それをロベルタの隣にいた女性従業員が慌てて追いかけていく。


「あらあら、怒らせちゃったわね」

「ずっとあんな調子だし、気にすることないんじゃね?」

「フアン、まさかヴィオラに何かしでかしたわけではないでしょうね?」

「へっ?! い、いやだなあ、姉ちゃん。俺が何かするはずないじゃん。ロベルタとおっさんの仲が良過ぎてちょっと喧嘩しているように見えるだけだよ」

「はっはっは、仲が良過ぎか。確かに王子に会うまで三日も昼夜を共にしたからな。多少なりとも気心を知ることはできたぞ」


 フアンとラドンは二人して高らかに笑いあっている。それを不思議そうに見ていたロベルタも釣られて笑みをこぼした。

 いないのをいい事に勝手に仲が良いことにされたヴィオラの憤懣たるやいかほどだろう。……ロベルタが何かお祝いしなくっちゃ、とか言っているが、まあそのうち誤解も解けるか。


「ロベルタ殿、お久しぶりだ」


 一段落ついたところでようやくアルフォンソがロベルタに話しかけた。いつものアルフォンソならいの一番に食いつくはずなのに、今日はやけに神妙である。


「はい、ご無事の帰還お待ちしておりました」

「途中、若干肝を冷やしたがあなたに再び巡り合えた奇跡に僕は感謝したい」


 アルフォンソの言葉は飾らない真実であったが、ロベルタは困ったような笑みを浮かべた。実は墜落して死にかけたなんて夢にも思わないだろう。


「いやー本当に生きてて良かったよねー、若ぁ。おいら、もうダメかと思った」

「ははは、何を言うかテオ。ロベルタ殿が紹介してくれた魔法使いは、何も危険なことなんてなかったぞ」

「ええーっ? そんなぁ。若は一番最初に気絶したからわからなかっただけだよー」

「気絶? 何かあったのですか、アルフォンソ様」

「いえ、何もありませんよ。こうして無事生還出来たのですから! ……テオはアデリナと向こうで待っているように」

「仰せの通りに。さっ、テオ、行きますよ」

「はぁーい」


 アルフォンソの言葉に不審そうな顔をするロベルタであったが、アデリナが何も言わず下がるのを見て首をかしげながらもそれ以上聞こうとしなかった。


「それはともかく、状況がどんなものかお教え願いたい」

「はい。今、王宮の奪還に向けて一進一退の攻防が繰り広げられている所です」


 ロベルタの説明によると、トム爺さん率いる傭兵部隊が貴族街を突破しようと試みているが、守りに主眼を置いた貴族たちと王宮から間断なく降り注ぐ石礫を前に、容易に戦線を突破出来ず膠着状態に陥っているとのことだった。


「相手は町の掌握に全力を注ぎたい様子でしたが、アラゴン、レオン、カストリアの三貴族が徹頭徹尾反対の立場を貫いた事で、どちらも決め手に欠いた状況が続いております」

「王子の立場として感謝する。アラゴン家が味方であることはとても心強い」

「いえ、このような正統性のない暴挙を認めるわけには参りませんから」


 アルフォンソはその言葉に力強く頷いた。


「どちらも決め手に欠けるなら、この僕が行動を起こすことで状況を変えたい。その為にここにいる皆の知恵を貸してくれないだろうか」

「知恵、ねえ。……アルが囮になるとか?」

「こら、フアン! 真面目に考えなさい。お姉ちゃん、怒るよ」 

「ちょ、待った、姉ちゃん。だってさあ、俺今日ここについたばっかだぜ。そんなこと言われたって、何が問題なのかもさーっぱりだし」


 フアンの言う事ももっともだ。


「結局、何が問題なの?」


 俺が重ねてロベルタに尋ねると彼女は少し考えてから返答する。


「昨日、伝聞石で聞いた話ですが、せめて石礫が止む時間帯が分かれば、とドゥンケルス殿が言っておりました」

「石礫ね」


 そういえば、さっき支部への石礫はおさまっていたな。ラドンの言うようにこの攻撃が魔具だとすれば、魔力を持つ者が交代で使っているということになる。何とかして攻撃を中断させたい所だが、王宮に魔具があるとすれば一筋縄ではいかないだろう。

 そんな皆が困惑する中で、それまで黙っていたラドンが声高に主張し始めた。


「石礫が止めば良いのだな?」

「えっ、はい、そうですが、ラドンさんには何か良いお考えがおありですか?」


 その発言の真意がわからずロベルタは困り顔になるが、当のラドンは自信満々と言った様子で豪快に笑い始めた。


「はっはっは、任せておけ。準備が出来次第、早速向かうとしよう」

「おいおいラドンのおっさん、そんな安請け合いして大丈夫か? またさっきみたいことになるんじゃないだろうな」

「不遜な物言いだな、フアンよ。まあ、見ているがいい。わしの力、今度こそ見せ付けてやろう」


 自信たっぷりなラドンの顔を見ていると、だんだん不安になってくるから不思議だ。絶対また何かやらかしそうで怖いんですけど。


「でもラドンさん。すぐに、ですか?」

「そうだ。何しろ敵はここに偉大なる魔法使いが帰って来たと気付いていない。ちょうど石礫も止んでおったしな。動くなら早い方が良かろう」

「では、私は本部に連絡して連携を――」

「いや、伝聞石はやめておけ。情報が外部に漏れるぞ」

「えっ?!」

「わしが前回この店に来たとき、そして支部でヴィオラが傭兵を募っていたとき、それぞれ監視の目があった。魔法で追尾したら街中に戻っておったからな。おそらくギルドマスターとやらのそばにも監視の目が潜んでいるであろうよ」


 涼しげな表情で話すラドンとは対照的にロベルタは絶句してしまう。だが、隣で聞いていたアルフォンソは意を決したように宣言する。


「情報が伝わっているなら裏をかくだけだ。そうだろう? 魔法使い」

「その通りだ。なかなか話のわかる王子だわい」

「僕も行くぞ。王宮がどうなっているのか、この目で見なければ納得出来ないからな」

「ほう、覚悟は決まったのだな」

「抜かせ。僕はまがりなりにもこの国の王子だ。覚悟などとっくに決まっている!」

「第三王子だけどな」

「フアン、貴様!」

「ただ、今は俺らの中心、ってことだろ?」

「……ふっ、そうだな。僕について来い」

「おうよ。アデリナさんとの恋仲成就の為に、この俺の大活躍でこの国は救われましたってなるんだ――」

「そこはわしだろう!! この偉大なる魔法使いラドン様により、混乱は収まるのだ。はっはっは」


 三人は肩を組み気勢を上げて大いに盛り上がる。いつの間にここまで意気投合したのかはわからないが、なんだかいい笑顔だ。

 ……こんな所で命を賭けるわけには行かないけど、ラドンがいればとっかかりは作ってくれるだろう。ちょっと眠いけど、俺も頑張るか。この三人に何かあったら寝覚めが悪いもんな。


「よし、では行くぞ。度肝を抜かせてやるわい」

「頼んだぞ、魔法使い」

「偉大な、を付けよ」

「僕の道を切り開いてくれたらな」

「よかろう。誓約により可能な範囲で役に立ってやる」

「俺の活躍の場面は最後だけでいいから」

「フアン、貴様!」


 俺の活躍の場面は無いに越したことはないけど、さすがにそうはいかないんだろうな。

 よしっと、改めて気合を入れ直す。


「小僧、おぬしもやっとやる気になってきたようだな」

「まあね」

「レヴィアの奴に何を言われてるか知らんが、全力を出せ。わしはお前なぞ守ってやらんからな」

「分かってるって。それで、どうする気なんだ? ラドン」

「はっはっは。すぐにわかる」


 そう言ってラドンは不適な笑みを浮かべる。

 ……どう考えても、あんたが何かやらかしそうってのが一番の問題なんだけどな。まあ、墜落より悲惨なことは早々無いと思うけど。

 うーん、それでも心配は心配だ。

 俺は、意気揚々と歩いていくラドンに不安な思いを拭いきれないまま、付き従うのだった。

次回は4月28日までに更新予定です

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