3次元 第2章
「うひょ。」思わず声が出てしまった。こんなところを人様に見られたらそいつは三日三晩飯が食えなくなるだろう。俺は今クミのバチバチにR18のフィギュアが届いたので堪能している最中なのである。先にも述べたが俺の部屋はCIOのトップの寝室よりも安心である。だからこうして1人でニチャニチャしていても誰にも見られる心配はないのだ。
俺が御神体を揉みほぐそうと思ったその時。
「んっ」
どこかで女の子の声がした。だがこの時の俺はドーパミンのプールに溺れていたのでそんなものでは気づかない。そして御神体のお顔に手を触れようとしたその時だった。
「ん?…」
急に腕が重くなった、まるで誰かに掴まれてるみたいだ。だがその気になった男の腕力を舐めてもらっちゃ困る。勢いよく御神体に触れようとした。だがしかし、
「痛っ!!」
急にぶん殴られたような衝撃が頭に走った。このの力で友人に殴られたら殴り返すほどのそこそこ強めの力だった。
「チッ、なんなんだよ…」
俺はそう言いながら後ろを振り返った。
「んにゃ!?」
これまた激キモ発言をしてしまったわけなのだが今回だけは許してくれ。
同志諸君ならもしこの二次元少女が三次元にいてくれたらなーと考えたのちコスプレというコンテンツを思い出し勢いあまって検索した結果とてつもない「これじゃない」感に襲われたことがあるという者も少なくないであろう。実際二次元のものは二次元の中でしか輝けない運命にあるのである。どうやっても次元は越えられないのである。今度数学の先生にでも聞いてみるといい。少なくともイメージアップにはつながらないだろうが。二次元のものを三次元に無理やり持ってこようとするのは無理な話なのである。
そしてこの時、俺の後ろで口をムッと結んでいた少女も三次元ではなく二次元であった。決して立体的な感じではなくまさしく絵が動いている、そんな感じであった。
とにかくその子。そう、後音クミvr0との出会いは決してロマンチックなわけでもないものだったのである。
はじめまして。現役中学生のからあげくん2世と言います。まずはこんなクソ小説の後書きを読んでくださっている貴方様に心から感謝の念を述べたいと思います。
僕はもともと文章を書くのが苦手で小説なんてもってのほかでした。でも内容を考えてたら楽しくて。でも時間もあまり割けない日々なので非常に短い文章で投稿することにしました。
ブックマークとかしてくださったら本当に嬉しくて一生忘れないと思います!是非ともよろしお願いします!!