いつか、キレイでいる
いつかのときも
こんなときがあったね
街のイルミネーション
ひとつ、ふたつ
灯りが消えかけてる
キミが指摘することもなく
僕もそのまま
通りすぎてゆく
それを見つけても
気にしてる人が
誰もいないことだけ
僕は願っている
キレイには変わりのないこと
そして、
キレイすぎること
どちらも当てはまっているから
それでいいよね
「おめでとう・・」
僕がそう言った瞬間
ビルの窓の明かりが
ひとつ、ふたつ
灯った感じがした
キミは気づかないでいる
それでいい
キレイには変わりのないこと
キレイすぎることに変わりはないから
もう一度、おめでとうと言ってみたら
もっと明るくなるのかな
僕は
ちょっとだけ思ってみたりした