第肆ノ巻「白玉楼の庭師は世話師?!」
霊夢や魔理沙と空を飛んで数分、僕たちは白玉楼についた。
「霊夢さんって空飛べたんですね!凄いです!」
「まぁね。それが私の能力だから。あと急だけど、今から敬語禁止な。なんか聞いてて気持ち悪いわ…。」
「わ、分かりまし…分かったよ、霊夢。」
「それでいいわ。よし、それじゃ妖夢のところに…。」
「あれ?霊夢、魔理沙どうしたの?こんなところで。」
霊夢が名前を呼ぶ前に、彼女はこちらにやって来た。綺麗な白髪で腰には刀、横には魂のようなものが浮かんでいる。彼女が魂魄妖夢か。
「ちょっとあなたに頼みごとがあってね。」
「頼みごと?いったいどうしたの?って、その男の子と、小さい女の子は誰?」
「あの、色々ありまして…。」
☆少年説明中☆
「なるほど。霊夢は子供を育てたことないから、代わりに私にお世話をしてほしいってことね。幽々子様もいるけど、まぁ一緒にお世話すればいいか。」
「私たちもここに泊まって、様子を見させてもらうわよ。」
「あらあら、随分と賑やかね〜。」
「幽々子、私たち今日ここに泊まるわ。」
「えぇ、話は全部聞いてたかわ。今からご飯だから、みんなで食べましょ〜。その赤ちゃんにもいっぱい食べさせなきゃね〜。」
「おいおい、幽々子が食べる量食べさせたら、輝夜姫が破裂しちまうぜ。」
「ど、どう言うこと?」
「見ればわかるわよ。さぁ、行きましょ。」
そして僕たちは居間へと歩いていった。そして、そこに広がっていた光景に、僕は驚愕した。
「こ、こんな量のご飯、食べられるんですか?!」
「幽々子は大食いだからな。このくらい余裕だろ。」
「大食いの域を超えてるような…。僕もこんなに食べれないよ…。」
「まぁ、これは幽々子の一人前だから、私たちは少しずつ食べていこうぜ。」
「一人前?!」
「うるさいわね、そんなことでいちいち騒がないで。というか、輝夜は食べられるの?よくわかんないけど、ミルクとか飲むんじゃないの?」
「ん〜、よくわかんないけどほら、食べさせようとすると結構食べるし、大丈夫じゃない?」
「なんか、死んじゃったりしないかな…?」
そしてなんやかんやあって、僕たちは食事を終えた。
「元気な体を作るには運動も必要よ〜!輝夜ちゃんも一緒に運動しましょ〜!」
「幽々子さま、輝夜はまだ運動とかそういうことできるお年では…。」
「はーい!」
「喋った!!!!!!」
「え、さっきまであんなに小さかったのに、もう5歳くらいの大きさになってない?!」
「さすが輝夜!成長早いな!」
「確かに3ヶ月で立派な大人になるので、とくに問題はないと思うんだけど…。」
確かに物語にはそう書いてある。まぁ、その通りに行くとは限らないから不思議なことではないと思うが…。そして、少し運動した後夕飯を食べ、就寝した。そこまではいい。そこまでは普通なんだ。だが次日の朝…。
「皆さん起きてください!」
「ん〜、おはよう…。ってかあんた誰…?」
「私です!輝夜です!」
「はぁ?!?!?!?!」
「な、なんでこんな大きくなってるのよ!」
「もしかしたら一晩で大人に成長したのかも!?」
「流石輝夜、立派に成長したな。」
「一気に成長しすぎよ!物語では3ヶ月で大きくなったのよね?!」
「そ、そうだけど、物語とは置かれてる環境が違うから、これはもはや参考程度にしかならないと思う…。」
「そうだそうだ、大きくなってしまったんだからしょうがないだろ?」
「まぁ、私も世話をする手間が省けたから良かったかな。」
「そ、そういうもんなのかしら…。」
「ということです皆さん、これからもよろしくお願いしますね!」
こうして輝夜姫は、1日で立派な大人になった。




