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元春日記  作者: 白身が好きな変な人
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未知との遭遇

頑張って週1ペースで更新する予定ですが、用事などで更新できなかった場合はご了承ください。

また、誤字脱字などの訂正や要望などはどんどんお願いします。

 平成30年4月、全国各地で入学シーズンとなりそこ此処に初々しい新入生の姿を見かけるこの頃、春から大学に入学した私は素晴らしいほどの人見知りで、初対面の人に話しかけて自分から友達を作るなんて到底考えることができなかった。

 今日は学科で開催される新入生研修会。大学生活が始まって数日が立ち、友達と呼べる人もいなかった私は説明だけ聞いてできることなら早く帰りたいと思っていた。履修上の注意などの説明を一通り聞き、昼食会が始まった。ひとりぼっちには大変つらい時間である。昼食会ではゼミの先生やメンバーとの顔合わせがあり、案の定私はほぼ無言を貫いていた。私がトイレに行ったとき、ある一人の青年と出会った。

 「同じゼミですよね」と彼は私に話しかけてきた。その時私は二つのことに驚いた。一つは彼が私に話しかけるためにトイレの前で待っていたこと。そして二つ目は初対面の人に普通に話しかけてくるそのコミュニケーション能力の高さであった。彼は有名歌手の平井堅に顔が少しだけ似ており、初めて見たときは物凄く怖い顔だと勝手に思っていたが、そのイメージはその直後に覆されることになった。彼は「名前を覚えてもらうために10回自己紹介します。」や「勉強が大変そうだからこの学科を選んだ」と話しおり、個人的になかなか面白いやつだと思っていた。そんな彼の名前は「元春」といい、これから元春との愉快な物語が始まると確信した。



 



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