75 男子会始めました(その2)
「途中から試合に出してもらえたんですが、ゴールを守りきれませんでした、なんででしょう?」
しらんがな!
どこかの芸人のようにツッコミましたね
「え~、教えてよ~、ししょ~う」
あんたは幼稚園児かいな!
ツッコんだけど、不発でした(涙)
さすが昭和、キレが悪すぎるぜ!
学校の部活とかで、チームメイトとか他校の生徒とかも同じように聞いてきますよね
毎回思うんですが、なんで自分が聞けば教えてくれるって思うんでしょう?
そんでもって教えないと
「ケチ」
って言う言う
これだから昭和の人間は・・・
「せっかくお土産を持ってきたのに・・・」
何気に弱点を突いてきました
大門、恐ろしい仔!
仕方がないのでオミヤの分だけ教えます
もっともオレの言っていることが正しいとはかぎらない
なにせチーム戦が主体な時代なのに、それに逆行する個人技主義だから(苦笑)
勝つためにチーム戦を挑む正しいよりも個人的に楽しいを優先する、卑怯イエローとも言う
「監督が問題だと思うぞ?」
そう言ってみた
そしたら
「へ?!」
だってさ!
そう言えば中学生くらいまでは大人が正しい、絶対の存在だって感じでしたっけ?
こりゃ、苦労しそうだわさ・・・
オレにとって、サッカーの試合の勝敗のカギは監督以外の何物でもない
えっ?所詮は、選手<監督<組織というところの中間管理職じゃないか、ですか?
いえいえ建前上、裁量権持っているんだから、責任は監督です
自分の好きにやるように交渉するなり、権力を分捕るなりしない方が悪い
できないのに監督するな!と言いたい
無能な指揮官程やっかいなものはないですからね
有能な敵よりも、無能な味方の方が怖いってやつです
コホン
話を戻します
「『猛将の下に弱兵なし』っていうよね?」
監督が原因だと説明するために言ってみると
「聞いたことない・・・」
との返事が来た
おいおい、大丈夫か中学生!
『監督は2種類しかない、負けた監督と、これから負ける監督だ』
『選手は駒、監督は駒を動かす神様』
『試合は始まる前に勝敗が決まっている、勝つのはより準備を行った方だ』
『サッカーなんて、歩(選手)と玉(監督)だけの将棋のようなもの、つまり玉がすべて』
『監督は名将、知将、猛将、闘将、愚将と数あれど、選手は名選手のただひとつ』
どれも知らないってさっ
大門、あんた失敗しているよ!
勉強というか、オツムの方でさっ!