表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/348

45 第六試合 対竹田小学校戦 (その6)

「なあなあ、真面目に勝負しようや、な?」


敵チームのキャプテン(武田さん)が試合中だっていうのに、エセ関西弁で絡んできました


おいおい





どうやら、オレが本気出さないのが気にくわないみたいです




開始早々のロングシュート


後半戦早々の某立体軌道装置バリの曲芸まがいのシュート


あと、ボールをお手玉のように扱いながらのドリブル


これだけ見せつけたのでVSしたくってウズウズしてきたそうな




6年生なのに大人げない


どこのヤサイの戦闘民族だよ!


そう突っ込みたい





どうやら、強敵と書いて友と呼ぶ人種のようだ


さすが体育会系





試合中にもかかわらず、いや試合中だからか、ヤり合おうと誘ってきました


今回は天狗になっているチームメイトの鼻っ柱を折るからダメと言っても聞きやしません





なんでもオレの必殺技の攻略法を考えたので試したいんだとか


いや、自分の技なんで、欠点くらい判ってるってばよ


教えてくれなくってもダイジョウブイッ!


だからヤル意味ないんですわ




そう言って断わり続けていると、段々ヤサグレてきて、とうとうエセ関西弁が出てきました


そのウザさは試合終了まで続きました


やれやれです





え?


試合ですか?


もちろん2-10でこっちの負けですよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ